メバルは、釣りものが少ない冬の時期も狙える人気のターゲットです。
船釣りにおいてもメバルは人気で、堤防では狙えないサイズが釣れたり、数釣りが楽しめたりします。
メバルの食味は、淡白で上品な味わいで、食べても美味しいのも魅力です。
本記事では、船からのメバル釣りに適した道具や釣り方などを解説しますので、船からメバルを釣ってみたい方はぜひ参考にしてください。
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この記事を書いた人
当ブログにお越し頂きありがとうございます!Tsukiと申します。
簡単に自己紹介をすると、釣り好きのWebライターで釣具屋店員です。
釣りはタナゴからマグロまで、ほぼオールジャンル。
魚を釣るには、まず釣り方を理解して、適切な道具を選ぶのが近道です。
しかし、最近のネット記事はおすすめ○○選みたいな、まとめ記事ばっかり...。
結局、どれを選べば良いのか判りませんよね?笑
当ブログでは日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。
実際の使用感やお客様・業界人の口コミなど、リアルに基づいて選定していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ!笑
参考にして頂き、釣りを楽しんで頂ければ幸いです。
お問い合わせやタックル相談などはSNSのDMなどでも受け付けてますので、お気軽にどうぞ。判る範囲でお答えします↓
船から狙うメバル釣り
船のメバル釣りでは、サビキ仕掛けもしくは、シラサエビや青イソメを使った胴付き仕掛けで狙うのが定番です。
主にメバルが好むような漁礁周りやカケ上がりなど、障害物周りを流して釣ります。
メバルは群れでいることも多く、釣れ出すと20〜30匹以上という釣果も珍しくないです。
船メバルの釣れる時期
船からのメバル釣りは年中楽しめますが、メインシーズンは冬期〜早春です。
12〜4月頃まで釣れますが、12〜1月頃は抱卵期にあたるため、資源保護の観点から出船しない地域もあります。
他の釣りものや海況次第で多少前後はしますが、2〜4月頃がハイシーズンです。
食べて美味しい旬の時期は3〜4月の春頃とされています。
船メバルのタックル
船からのメバル釣りに適したタックルを紹介します。
タックル選びの参考にしてください。
竿
竿は、3m前後で6:4調子もしくは7:3調子の船竿を選びましょう。
オモリ負荷は釣行するエリア、遊漁船で使用する号数に対応したものを選びます。
筆者が良く釣行している大阪湾では、30〜50号程度のオモリが使用できるものであれば十分です。
鳥羽方面もたまに釣行しますが、そちらでは60号を使用するので、少し硬めの竿が良かったりしますね。
ダイワのシーフレックス64がリーズナブルで扱いやすく船メバル入門におすすめです。
船メバルに適した竿の選び方とおすすめアイテムなどは別記事でまとめていますので、ぜひ以下の記事も参考にしてください↓
リール
リールは、手巻きのベイトリールを選びましょう。
1回転あたりの巻取り量を示すギア比に関しては、ハイギアでもパワーギアでもどちらでも問題ありません。
仕掛けの回収速度を重視するならハイギア、連掛けした時の巻き重りを軽減したいならパワーギアモデルがおすすめ。
カウンター付ベイトリールは水深が把握できるので、釣れる層が判りやすく、カケ上がりや漁礁の攻略にも便利でおすすめです。
シマノのバルケッタBBはリーズナブルな価格設定で入門におすすめ。
リーズナブルなモデルながらカウンター入力の自由度、精度が高く、電池交換もできるので便利です。
リールの選び方やおすすめ機種は以下↓
ライン
ラインは、PEラインの0.8号〜1号を200m程度巻いておきましょう。
リーズナブルな4本撚りのもので十分。
予算に余裕があるなら、強度に優れる8本撚りのPEを選ぶのもおすすめです。
船メバルの仕掛け
船メバルの仕掛けは、サビキ仕掛けまたは胴付き仕掛けを使用します。
遊漁船に確認してどちらを使用するか確認しておきましょう。(両方使用する場合もアリ)
サビキ仕掛
サビキ仕掛けは、エサが不要なため、手返し抜群で数釣り向けの仕掛けです。
針数が多いほど釣れる確率は高くなりますが、トラブルにもなりやすい点に注意しましょう。
サビキのカラーは、バリエーションを用意しておくとさまざまな状況に対応できます。
針サイズは、大阪湾や鳴門方面では4〜6号、ハリス0.8〜1号と繊細なものが好まれ有効です。
鳥羽方面などでは7〜9号の針、ハリス1.2号などワンランク太い仕掛けを使うなど、海域によって適切な仕掛は異なります。
胴付き仕掛
胴付き仕掛けは、3本針が扱いやすくおすすめです。
ハリスの長さは、40〜50cm程度の長めのハリスがメバルに適しています。
数釣りにはあまり向きませんが、エサなので当然喰いはよく、活性が低い時や大型狙いにおすすめです。
仕掛けの選び方やおすすめ仕掛けは以下↓
オモリ
高額なものは必要ないため、一般的な六角のオモリで十分です。
遊漁船で指定された号数を用意してください。
カケ上がりや漁礁周りなど障害物が多い場所での釣りが中心で根掛かりも多いので、多めに用意しておくと安心です。
底とコンタクトすることが多い釣りなので、細長い形状で根掛かりしにくいホゴオモリを好んで使われる方もいます。
船メバルの釣り方
船メバルの基本的な釣り方を解説します。
操作は多くないため、難しい釣りではありません。
エサ付け
胴付き仕掛けを使用する場合は、エサを付けます。
シラサエビの場合は、尻尾の第一関節に掛ける尾掛けがおすすめ。
青イソメは通し刺しやチョン掛け、シラウオの場合は口掛けで付けましょう。
着底
仕掛けを下ろす時は、親指でスプールを軽く押さえるサミングをしながら下ろしてバックラッシュを防ぎましょう。
スプールの逆転が止まったら着底している状態ですので、素早く1mほど巻き取って底を切ります。
誘い
着底したらゆっくり竿を上げて誘い、上げきったらゆっくり竿を下げて着底させます。
アタリがあるまで上げ下げを繰り返したり、ハンドルでゆっくり巻き上げたりして誘いましょう。
メバルはあまり速すぎる動きを好まないため、ゆっくり誘うのを意識するのがおすすめです。
アタリ〜アワセとやりとり
メバルが喰いつけば竿先にアタリが出ます。
アワセは向こうアワセ、もしくはゆっくりと大きい幅で竿を上げながらハンドルを巻きます。
細いハリスを使用するため、思いっきりアワセるとハリス切れも起こりやすいので注意しましょう。
リールのドラグは緩めに設定し、テンションを緩めないように一定の速度で巻きましょう。
船メバルを釣るコツ
船メバルをたくさん釣るコツを紹介します。
ぜひ、実践してみてください。
追い食いを狙う
針に掛かったメバルは、驚いて胃のエサを吐き出すため、他のメバルはそのエサに連られて寄ってきます。
メバルが掛かったタイミングで素早く巻き上げてしまうと、エサに寄ってきた群れから外れてしまうので、掛かったらゆっくり巻き上げてください。
針が外れない程度の速度を保ちつつできるだけゆっくり巻き、連掛けを狙います。
着底は丁寧に
オモリを勢いよく着底させると驚いて群れが散るため、オモリで底を叩き過ぎないことを意識しましょう。
仕掛けを落とした時、着底寸前には減速するよう意識してください。
竿で誘い下げて着底する時もそっと竿を降ろします。
カウンター付リールを使えば、このあたりのコントロールはしやすいでしょう。
仕掛けは素早く落とす
障害物周りなどは、ピンポイントで釣れる場合が多いです。
ピンポイントを攻める場合は、できるだけ船頭さんが合図したタイミングに仕掛けを落とせるように準備しておきます。
ポイントを過ぎると釣れない場合があるため、エサ付けは素早く済ませておく、サビキ仕掛けなら絡んでないか確認しておくなど余計なトラブルを防いで、素早く降ろせる準備をしておきましょう。
食味も絶品!船メバルを楽しもう!
淡白で上品な味わいのメバルは、煮付けや酒蒸し、アクアパッツァなどさまざまな料理で美味しく頂けます。
釣り方の基本は、仕掛けをゆっくり上げ下げするだけとシンプルなので、初心者の方でも比較的チャレンジしやすい釣りです。
釣りものが少ない冬の時期に楽しめる釣りですので、ぜひチャレンジしてみてください。
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