ジギング 船釣り

【ブレードジギング入門】サワラ狙いのブレードジギングにおけるタックルや釣り方を解説!

2024年2月22日

ブレードジギングは、サワラを狙って釣ることができ、近年注目が高まっている釣りです。

釣り方は、ブレード付きのジグをひたすら巻くだけと非常にシンプル。

沖合でなくても楽しめるため、出船率が高いのも魅力。

本記事では、ブレードジギングのタックルや釣り方を解説します。

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この記事を書いた人

tsuki

当ブログにお越し頂きありがとうございます!Tsukiと申します。

簡単に自己紹介をすると、釣り好きのWebライターで釣具屋店員です。

釣りはタナゴからマグロまで、ほぼオールジャンル。

筆者の経歴・実績

  • 関西の釣具店に新卒で入社し約4年勤務→SEに転職
  • 転職後、フリーランスのライター兼ブロガーとして独立
  • 副業のひとつとして、再び釣具店でアルバイトとして勤務
  • 某釣りメディアにて400記事以上の執筆
  • 大手釣具メーカー100周年記念サイトの一部コンテンツ作成
  • 人気釣りYoutuberプロデュースブランドのインスタ運用代行 など

魚を釣るには、まず釣り方を理解して、適切な道具を選ぶのが近道です。

しかし、最近のネット記事はおすすめ○○選みたいな、まとめ記事ばっかり...。

結局、どれを選べば良いのか判りませんよね?笑

当ブログでは日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。

実際の使用感やお客様・業界人の口コミなど、リアルに基づいて選定していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ!笑

参考にして頂き、釣りを楽しんで頂ければ幸いです。

お問い合わせやタックル相談などはSNSのDMなどでも受け付けてますので、お気軽にどうぞ。判る範囲でお答えします↓

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ブレードジギングとは?

ブレードジギング ジグ

その名の通りですが、ブレードが付いたメタルジグを使うジギングを指します。

ジャークやフォールなどの一般的なオフショアジギングではなく、巻きの釣りが中心となるのが大きな違いです。

ブレードがカタクチイワシのような小さなベイトを演出し、さまざまなフィッシュイーターにアピールします。

青物からタイ、根魚、サワラなど、釣れる魚種は豊富です。

サワラがメインターゲット

サワラ ブレードジギング

近年は、ブレードジギング=サワラ狙いの釣りとして認知されるようになってきました。

広範囲を速く回遊するサワラは、ジギングでは釣りにくい魚でしたが、ブレードジギングではサワラを効率良く狙えます。

ジグをキャストし、横方向に速く引いてくることにより、広範囲を探りつつ回遊するサワラにアピール。

サワラはメタルジグ後方のブレードにバイトしてくるため、リーダーに歯が当たり、ラインブレイクするケースも少ないです。

≒サワラキャスティング

ブレードジギング→ブレードジグの速巻きがメイン

サワラキャスティング→ミノーやメタルジグなど、ブレードジグ以外の使用。速巻き以外にジャークアクションなども使う

関東や東海方面では、サワラキャスティングという釣りも流行っています。

サワラキャスティングでは、ブレードジグの他にミノーなどを使用することもあり、ジャークなどの誘いも多用します。

ブレードジギングもジャンルとしてはサワラキャスティングですが、釣り方に明確な線引きはないので、地方によって呼び方が違うくらいの認識で問題ありません。

ブレードジギングが楽しめるエリア

ブレードジギングの発祥は、山口県の岩国沖とされています。

近年人気は全国に拡大しており、日本海では舞鶴湾エリアが大人気。

その他、大阪湾や伊勢湾、東京湾も人気なエリアです。

ベイトの接岸とともにサワラ(サゴシ)の接岸があれば、どんなエリアでも成立します。

ブレードジギングの釣れる時期

エリアによって、差異もありますが、サワラの旬の時期と重なる晩秋〜早春までがベストシーズンです。

ベイトが接岸するタイミング次第では、どの時期でもブレードジギングが成り立つこともあります。

舞鶴湾のシーズン

舞鶴湾のシーズンは1〜3月頃、サワラの数は多く、漁獲量は全国でもトップクラスです。

由良川の雪解け水により、栄養豊富なプランクトンが発生し、河口付近にベイトも多く接岸します。

このサイクルはほぼ毎年同じになっており、安定して多く接岸するエリアです。

京サワラとも呼ばれ、ブランド化もされており、この時期に釣れるサワラは絶品。

その他エリアのシーズン

岩国沖や伊勢湾、大阪湾は、9〜1月頃まで。

回遊によって時期は前後しますが、秋〜冬にかけてがメインシーズンです。

東京湾方面は、12〜2月頃までと冬季がメインシーズンになっています。

ブレードジギングのタックル

ブレードジギングに適したタックルを解説します。

ロッド

ロッドは、ブレードジギング専用ロッドを選びましょう。

40〜60gのメタルジグが扱えるものが最適です。

地域によって適切な硬さは異なるので、使用頻度の高いウエイトを確認してから、ロッドを選んでください。

スピニングのジギングロッドや柔らかめのキャスティングロッドなども代用できます。

▼ブレードジギングのロッド選びを解説しています

リール

汎用スピニングリールの4000番クラス、もしくはSWスピニングリールの4000〜6000番クラスが適しています。

ハンドル1回転あたりの巻き取り量が多く、高速巻きができるハイギアモデルがおすすめです。

負荷がかかる釣りですので、軽量なモデルよりできるだけ剛性や耐久性の高いモデルを選びましょう。

PEライン/リーダー

PEラインは、1.2〜1.5号を200m以上巻きます。

フロロカーボンリーダーの6〜8号を1m前後、FGノットなどで結束しましょう。

歯によるラインブレイク対策として、10号以上の太めのリーダーを30cmほど接続しておくのもアリです。

メタルジグ

ブレードジギング専用のジグを選びましょう。

重さは40〜80g程度、流れや風に対応するためにウエイトのバリエーションは多めに用意してください。

専用ジグ以外でもブレードを付ければ代用できますが、速巻きした時に姿勢が崩れやすいです。

ブレードジギングの釣り方

アンダーハンドキャストで投げ、着底後にひたすら速巻きをするのが基本です。

強くアタリがあるので、そのままひたすら巻き続けてアワせます。

口切れやラインブレイクを防ぐため、ドラグは少し弱めにしましょう。

ブレードジギングのコツ

ブレードジギングで沢山釣るための簡単なコツを紹介します。

とにかく速巻き

とにかく速く巻き続けましょう。

大きなサワラほど遊泳力が高く、泳ぐ速度も速いです。

遅く巻くと見切られたり、小型のサゴシや外道が釣れたりします。

器用さは必要ですが、疲れたらハンドルの左右を入れ替えるのもひとつの手です。

すぐアワセない

アタリがあっても、ロッドを煽ってすぐにアワセないでください。

ジグが跳ねてフックが上手く掛かりません。

巻きアワセで十分ですので、アタってもそのまま巻き続けましょう。

取り込み時が一番バレやすい

取り込み時にロッドを立てて、水面で暴れさせるとバラします。

ネットが間に合わない場合は、リーダーをできるだけ巻き込み、竿先を使って水面より下でサワラを回しましょう。

そのまま竿先をネットに誘導すれば、スムーズに取り込めます。

絶品サワラが爆釣!

良い日に当たれば、サワラサイズが連発することもよくある釣りです。

特にハイシーズンの舞鶴湾で釣れるサワラは絶品で、バターかな?と思うくらいの脂のノリです。

基本は投げてひたすら巻くだけと釣り自体も難しくはないので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。

tsuki

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