船のイサキ釣りは天秤フカセ釣りと呼ばれるスタイルで狙うのが定番です。
専用の仕掛けが必要なのはもちろん、天秤やコマセカゴなど、仕掛け以外に必要な小物も多くあります。
本記事では、イサキ釣りの仕掛けを解説し、選び方やおすすめアイテムを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を書いた人
当ブログにお越し頂きありがとうございます!Tsukiと申します。
簡単に自己紹介をすると、釣り好きのWebライターで釣具屋店員です。
釣りはタナゴからマグロまで、ほぼオールジャンル。
魚を釣るには、まず釣り方を理解して、適切な道具を選ぶのが近道です。
しかし、最近のネット記事はおすすめ○○選みたいな、まとめ記事ばっかり...。
結局、どれを選べば良いのか判りませんよね?笑
当ブログでは日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。
実際の使用感やお客様・業界人の口コミなど、リアルに基づいて選定していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ!笑
参考にして頂き、釣りを楽しんで頂ければ幸いです。
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天秤フカセ釣りの仕掛け
コマセカゴに撒き餌を入れて海中に撒き、流れる撒き餌と仕掛けを同調させ、魚を寄せて釣るのが天秤フカセ釣りです。
天秤フカセ用の仕掛けは、その釣り方の様子から吹き流し仕掛けとも呼ばれています。
仕掛け以外にも天秤やコマセカゴなど、必要な小物は多い釣りです。
似た釣りにカゴや天秤を使わず、針だけを流す完全フカセという釣りもあります。
イサキ釣りの仕掛け
天秤フカセで狙う船からのイサキ釣りには、以下のアイテムが必要です。
各アイテムの役割などを確認しておきましょう。
コマセカゴ
コマセカゴは、遊漁船で指定されたものを使用しましょう。
オモリが付いていないコマセカゴの場合は、指定された号数のオモリを接続します。
穴の大きさによって、アミエビ用やオキアミ用と用途が異なるものがあるので、注意してください。
関東方面では、プラスチック製でオモリと一体になったビシカゴを使用するのが一般的です。
▼ビシカゴ
関西(特に和歌山)方面では、鉄仮面と呼ばれるステンレス製のカゴを使用することが多いです。
▼鉄仮面
天秤
仕掛けが絡むのを防ぐためのアイテムです。
地域にもよりますが、長さは40〜50cm程度であれば十分。
形状はどんなものでも問題ありません。
太いものは潮を受けて、感度も悪くなるので、2.0mm以下がおすすめです。
クッションゴム
魚の引きで口が切れるのを防ぐためのアイテムです。
イサキ釣りには、長さ30cm程度、太さは1.5〜2mm程度が扱いやすいでしょう
絶対に必要なアイテムではありませんが、用意しておくとキャッチ率が上がります。
仕掛
仕掛けの長さは、2〜3.5m程度、針数は2〜3本程度が定番です。
慣れていない方は短めの仕掛けで、針数が少ないものを選びましょう。
活性が高い時は、スキンサビキやウィリーなど擬似餌が付いているタイプがおすすめ。
餌付け不要のため、手返しもアップでき、数釣りがしやすくなります。
船イサキ釣り仕掛けの選び方
イサキ用の仕掛けを選ぶ際は、
以上のポイントを確認しておきましょう。
仕掛け選びの基本を解説します。
仕掛けの長さ
仕掛け全長は、2〜4.5m程度が一般的です。
2m程度の仕掛けは、トラブルも少なく扱いやすいので、初心者の方におすすめです。
喰いが渋い時は、仕掛けを長くすると釣れることも多いため、仕掛け全長のバリエーションは複数用意しておくと良いでしょう。
ハリスの太さ(号数)
ハリスの太さは、2〜3号程度あれば問題ありません。
喰いが渋い場合は、2号以下の細ハリスが有効。
真鯛や青物などが大きな魚が混ざる場合は、太めの仕掛けにしましょう。
針数
針数は、3本鈎が一般的です。
トラブルの少ない2本針は、慣れない人向け。
針数を減らすと釣れる確率も減るため、基本は3本針を選びましょう。
多過ぎてもトラブルの要因になりますので、あまり針数を増やすのも逆効果です。
イサキ釣りおすすめ仕掛け3選
イサキ釣りのおすすめ仕掛を集めました。
仕掛選びの参考にしてください。
【ダイワ】 快適船 イサギ・アジ 仕掛
サビキの3本針仕掛けです。
ヒネリがあり、線形が太すぎない丸セイゴ針で吸い込みと掛かりに優れます。
仕掛全長は2mと短めの設定で、初心者の方でも扱いやすいです。
【オーナー】吹き流しイサキの基本 F-6245
全長4.5mと少し長めの3本針仕掛けです。
連掛けしやすく取り込みやすい寸法設計になっています。
エサの存在が際立つオキアミケイムラカラーフックを仕様、Wケン仕様のため、エサ持ちも良いです。
【ハヤブサ】海戦イサキ・アジ ツイストケイムラレインボー&から鈎2.5m 3本鈎 SE367
全長2.5m、ケイムラスキン、カラ鈎の組み合わせの3本針仕掛けです。
から鈎とサビキのミックス仕掛けなので、さまざまな状況に対応できます。
全長も短めで扱いやすいです。
船イサキ仕掛けの自作
仕掛けを自作する場合は以下のアイテムを用意しましょう。
リーズナブルに作れるので、釣行頻度が多い方は、自作していくのもおすすめです。
スナップサルカン
サイズは細かくこだわる必要はありませんが、できるだけ小さいものを選びましょう。
強度は、7〜8kg程度あれば十分です。
メーカーによって規格が異なるので、○号などのサイズ表記だけで判断しないようにしましょう。
フロロカーボンハリス
フロロカーボン製のハリスならどんなものでも問題ありません。
2〜4号程度の太さを用意しましょう。
イサキ用の釣り針
さまざまなメーカーからイサキ用の針が発売されています。
種類や規格などはたくさんあるので、メーカーサイトなどを確認し、実際のイサキ仕掛に採用されている針の種類やサイズを参考にして選ぶと間違いないでしょう。
イサキ専用針の他にチヌ針やムツ針か採用されていることが多く、擬似餌付きの針を使うのもおすすめです。
▼サビキ針
▼ウィリー針
ウィリー付きの針は、手軽に自作もできます。
▼ウィリー単品
コマセスプーンを用意しておくと便利!
コマセをカゴに詰める際は、専用のコマセスプーンを用意しておくと非常に便利です。
コマセ押し出す機能があり、素早くエサが詰められ、手返しが変わります。
レンゲや大きめのスプーンも代用はできます。
適切な仕掛けでイサキ連発!
手軽にたくさん釣れるイサキ釣りですが、天秤やクッションゴムなどの規格を誤ってしまうと非常に釣りにくくなります。
仕掛けも長さや針数が異なるものを数種類用意して、さまざまな状況に対応できるようにしてください。
船から狙うイサキの釣り方や他の道具については、別の記事でまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてください↓
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