波止釣り

【シーバス入門】バチ抜けシーズンのシーバスを攻略!釣れる時期・タックル・釣り方を解説

2019年12月14日

シーバス釣りは手軽と言われることもありますが、攻略方法はさまざまで奥深く、筆者も簡単とは感じていません。

ただ、バチ抜けのシーズンは年間を通しても比較的簡単です。

本記事では元釣具屋の筆者がバチ抜けシーバスの釣り方や必要なアイテムを詳しく解説していきます。

バチ抜けパターンの時期にシーバス入門される方はぜひ参考にしてください。

バチ抜けって?

バチ抜けとは

バチはイソメやゴカイなどの多毛類の総称です。

バチ抜けは多毛類が産卵で水面近くまで浮上していることを指します。

バチ抜けシーズンに入るとバチは活発に水面を泳ぎまわり、目視でも観察できるほどです。

バチ抜けパターンとは?

バチ抜け シーバス

シーバス釣りの中でも有名なのが、バチ抜けパターンです。

活発に泳ぎまわるバチはシーバスにとってかなり捕食しやすいエサですので、この時期になると積極的にバチを捕食するようになります。

基本的にバチは水面を泳ぐため、狙うタナも表層付近と絞りやすく、初心者の方でも比較的攻略しやすいパターンです。

釣れる時期・時間帯・場所

釣れる場所や時間帯には地域差もありますが、筆者がよく通っている大阪湾での傾向を紹介しておきます。

釣行時の参考にしてください。

バチ抜けで釣れる時期

筆者がよく通っている大阪湾では、4月の終わりから6月の終わり頃までがバチ抜けシーズンにあたります。

関西や関東などで若干の地域差は多少ありますが、全国的に3月頃から5月くらいまでがシーズンです。

バチ抜けで釣れる場所

釣れる場所は流れが比較的穏やかな湾奥の漁港などが有望。

特に、底が砂地などの場合はイソメやゴカイ類がたくさん生息しているので、おすすめです。

バチ抜けで釣れる時間帯

時間帯は日没直後から30分〜1時間程度のパターンが多いです。

ポイントによっては常夜灯など明かりがあると薄暗い状態が長く続くので、パターンとして長くなることもあります。

その他バチの種類やポイントによって深夜でも釣れることケースもあります、地域差は大きいです。

バチ抜けおすすめタックル

バチ抜け タックル

タックルは普通のシーバスタックルで問題ありません。

専用モデルもあるので、この機会に紹介して置きます。

ロッド

バチ抜けパターンはソリッドティップモデルのロッドが断然おすすめです。

この時期のシーバスはバチを軽く吸い込むように捕食しているため、竿が硬いと吸い込みきれずに、魚に違和感を与えてバラすケースが良くあります。

柔軟なソリッドティップモデルであれば、パターン特有ショートバイトを攻略しましょう!

tsuki
tsuki

この時期のシーバスはわんこそばを食べてるようなイメージです。

簡単にツルっとたくさん食べれるゆえに、全力で捕食しにくることは稀でショートバイトが多発します。

バチ抜けシーバスに適したロッドについては以下の記事でまとめていますので参考にしてください↓

リール

リールに関しては0.8号が200m程度巻けるスピニングリールならどんなものでも問題ありません。

番手は2500〜3000番程度が適しています。

ギア比はノーマルギアやローギアのモデルがゆっくり等速で巻きやすくおすすめです。

PEライン

PEは0.8〜1号程度がおすすめです。

長さは150m以上あれば十分。

8本編みのPEは直線強度が高く、凹凸が少ないため、飛距離も伸びます。

リーダー

リーダーは3号〜4号程度で選んでください。

長さは1ヒロ程度で十分。

シーガーグランドマックスFXはマジで強いのでおすすめです。

ルアー

使用するルアーはバチをイメージした細長い形状のシンキングペンシルが定番です。

バチ抜け用ルアーとして各メーカーからたくさん発売されています。

個人的にはデュオのマニックが飛距離・動き・フッキングなどあらゆる性能面で優れているのでおすすめです。

バチ抜けおすすめルアーは以下↓

バチ抜けパターンの釣り方

バチ抜け 釣り方

バチ抜けパターンは基本を守れば手軽に釣れます。

釣り方のポイントを紹介しますので、参考にしてください。

バチパターンの時間帯を知る

バチ抜けパターンが成立する時間をしっかり確認しておきましょう。

時間帯を外すと釣れる確率はガクッと下がります。

釣具店やネットの情報を確認したり、釣り場で実際に観察をしてバチの泳いでいる様子や捕食音を確認したりするのがおすすめです。

ポイントの選定

湾奥で流れの緩やかな漁港などが一級スポットです。

足元を照らすとバチが泳いでいる様子も確認できることもあります。

また、バチパターンのシーバスが多くいると水面での捕食音なども聴こえてくる場合もあり、そのようなポイントは釣れる確率がかなり高いです。

とにかく遠投!

シーバスも捕食されるバチも水面を泳ぎ回っています。

ピンポイントで捕食しているケースは少ないので、できるだけ広い範囲を探る意味で基本は遠投する方が有利です。

PEラインは細めの設定で飛距離を重視しましょう。

竿を立ててゆっくり巻く

竿は立てて、ルアーが水面ギリギリを泳ぐように演出しましょう。

釣れない場合は竿を下げてルアーを少し沈めるのもありです。

巻き取り速度はギア比にもよりますが、ハンドル1回転1秒以下くらいのゆっくりめが丁度よいと思います。

アワセは遅めに!

シーバスがルアーをしっかり吸い込んでいない場合もあります。

速くアワセるとルアーが手前に吹っ飛んで来ることも多々。

ワンテンポ置いてからアワセるくらいが釣果アップのコツです!

バチ抜けはシーバス入門に最適!

バチ抜けパターンのシーバスは活性が高く釣りやすい個体が多いです。

時間とポイントさえきっちり抑えておけば、1年で最も手軽にシーバスが釣れるチャンスといえますので、ぜひ本記事参考にしてチャレンジしてみてください!

大阪湾限定ですが実績ポイントも紹介してますので、以下もぜひ参考にしてください↓

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