バチ抜けパターンは産卵で浮上してくるゴカイを偏食しているシーバスを狙うシーズンパターンの一つ。
年間を通してもシーバスが釣りやすく、シーバス入門にもおすすめの時期です。
本記事では元釣具屋の筆者がバチ抜けパターンに適したロッドの選び方と厳選したおすすめのロッドを紹介します。
ロッド選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
バチ抜けパターンに適したロッドの選び方

バチパターンに使用するシーバスロッドを選ぶ際は
- 長さ
- 硬さ
- ソリッドティップ
以上の3点を確認しておきましょう。
長さ
ロッドの長さは8〜9ft程度のもので、一般的なシーバスロッドの範囲で十分です。
9ft以下の短めのロッドの方が先重り少ないため、ロッドを立てて巻き、バチパターンのルアーで表層を漂わせるアクションがしやすくおすすめ。
10ft以上のロングロッドは不要です。
硬さ(適合ルアーウェイト)
バチパターンで使用するルアーは15g前後のものが多いため、15〜20g程度のものまで使用できるロッドが適切です。
パワーとしてはML(ミディアムライト)クラスぐらいの柔らかいロッドがおすすめ。
適度にしなるので軽いルアーでも飛距離が出せるのと、硬すぎないため、シーバスに違和感を与えにくくショートバイトでルアーが弾かれにくくなります。
ソリッドティップ
バチ抜け攻略には食い込みがよい、ソリッドティップモデルのものを選びましょう。
シーバスは簡単に捕食できるバチを全力で捕食しに来ることはしません。
そのため、バチパターン期は軽い吸い込みによるショートバイトが多く、硬いチューブラーティップだとフッキングしないことも多いです。
おすすめバチパターンシーバスロッド5選

前述した性能を全て満たした、バチ抜けパターンに最適なロッドを厳選して集めました。
筆者が釣具店に勤務していた頃はロッドの仕入れも担当していましたので、その辺のランキング記事よりは信用してもらって大丈夫ですよ!笑
【メジャークラフト】クロステージ シーバス CRX-862 ST
ソリッドティップ搭載で1万円代のリーズナブルなモデルです。
バットパワーも十分なので70cmクラスのシーバスでも十分に対応できますよ!
バチ抜けパターンからシーバス入門される方に最適な1本です。
全長 | 継数 | 適合ルアー | 参考価格 |
8.6ft | 2本 | 3-15g | 10,000円前後 |
【シマノ】ディアルーナ S86L-S
シマノ独自の高強度カーボンソリッドタフテックを搭載したモデルです。
しなやかなティップでショートバイトにばっちり対応。
軽量なブランクスで操作性も抜群です。
全長 | 継数 | 自重 | 仕舞寸法 | ルアー重量 | 参考価格 |
2.59m | 2本 | 108g | 133.3cm | 3-21g | 20,000円前後 |
【シマノ】ボーダレス 300MLS-T
ソリッドティップ採用の振り出し竿です。
柔軟なソリッドティップで喰いこみ性能よく、バットパワーも十分。
振り出しタイプで仕舞寸法も短く、携帯性に優れるのも魅力です。
全長 | 継数 | 自重 | 仕舞寸法 | ルアー重量 | 参考価格 |
3.0m | 3本 | 105g | 108.2cm | 0.8-26g | 31,000円前後 |
【ダイワ】ラブラックスAGS 86LL-S
ダイワの本格シーバスロッドです。
独自のカーボン製ガイドAGSが搭載され、軽さと高い感度を実現。
柔軟ながら強度もあるソリッドティップで大物とのやりとりも安心です。
全長 | 継数 | 自重 | 仕舞寸法 | ルアー重量 | 参考価格 |
2.59m | 2本 | 120g | 134cm | 3-15g | 30,000円前後 |
【エバーグリーン】アバンギャルド ZAGS-88ST ソリッドソリューションGRT88
バチ抜け最強!?最高峰のロッドです。
軽量、高感度のブランクスで使用感は抜群。
ソリッドティップの継ぎ目を感じさせないキレイな曲がり込みで、ロッド全体を使ったやりとりができます。
全長 | 継数 | 自重 | ルアー重量 | 参考価格 |
2.64m | 2本 | 137g | 3-18g | 60,000円前後 |
専用モデルが釣果を分ける!

バチ抜けシーバスは普通のシーバスロッドでも十分できますが、より攻略するには柔軟で喰いこみに優れるソリッドティップモデルが超おすすめです。
ぜひ本記事を参考にして、適したロッドを選んでみてください。
バチ抜けシーバス攻略の基礎は別の記事でもまとめていますので、以下もぜひ参考までに↓
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