エメラルダスXイカメタルシリーズは、ダイワ製イカメタルロッドのエントリーモデルです。
実売価格は1万円前半程度とリーズナブルな価格で十分楽しめる基本性能を備えています。
一般的なイカメタルに対応するモデルに加え、オモリグに対応したモデルもラインナップ。
本記事では、筆者が実際に購入して使用したエメラルダスXイカメタルの使用感をお届けしていきます。
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当ブログにお越し頂きありがとうございます!Tsukiと申します。
簡単に自己紹介をすると、釣り好きのWebライターで釣具屋店員です。
釣りはタナゴからマグロまで、ほぼオールジャンル。
魚を釣るには、まず釣り方を理解して、適切な道具を選ぶのが近道です。
しかし、最近のネット記事はおすすめ○○選みたいな、まとめ記事ばっかり...。
結局、どれを選べば良いのか判りませんよね?笑
当ブログでは日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。
実際の使用感やお客様・業界人の口コミなど、リアルに基づいて選定していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ!笑
参考にして頂き、釣りを楽しんで頂ければ幸いです。
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ダイワ製イカメタルロッドの入門機種
エメラルダスXイカメタルは、2021年に発売されたダイワ製イカメタルロッドのエントリーモデルシリーズです。
リーズナブルな価格で、初心者でも十分にイカメタルを楽しめる基本性能を追求して設計されています。
スペックや使用感などを解説していきますので、ぜひロッド選びの参考にしてください!
ラインナップ
番手 | 全長(m) | 継数(本) | 自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 先径/元径(mm) | スッテサイズ(g/号) | 定価(円) |
65XULB-S | 1.96 | 2 | 103 | 81 | 0.8/8.4 | 10~75/3~20 | 17,500 |
65ULB-S | 1.96 | 2 | 103 | 82 | 0.8/8.8 | 20~95/5~25 | 17,500 |
65LB-S | 1.96 | 2 | 103 | 83 | 0.8/8.8 | 30~115/8~30 | 17,500 |
65MLB-S | 1.96 | 2 | 103 | 89 | 0.8/9.4 | 40~150/10~40 | 17,500 |
63ULS-S | 1.91 | 2 | 100 | 77 | 0.8/7.9 | 20~95/5~25 | 17,500 |
70MLS-S | 2.13 | 2 | 111 | 92 | 1.1/9.9 | 40~150/10~40 | 17,500 |
70MLS-Sの購入動機
以前からスピニングのイカメタルロッドでオモリグはしていましたが、かなり柔らかいので、投げにくさを感じていました。
リーズナブルな専用ロッドが欲しいと思っていた矢先にエメラルダスXシリーズが発売。
店頭で持った感じはエントリーロッドでも十分軽くて使いやすそうと感じたので、すぐ購入しました。
エメラルダスXイカメタルの特徴
エメラルダスXイカメタルのスペック的な特徴を解説していきます。
ブレーディングX
ブランクのバット部分の最外層をカーボンテープでX状に締め上げる構造です。
ロッド操作時のパワーロスを抑え、ブレやネジレを軽減。
細身でも強度を保ち、持ち重りも軽減されています。
ガイド
トップガイドは、ステンレスフレームのSiCガイドが搭載されています。
他ガイドは、ステンレスフレームKガイドでアルコナイトリング仕様です。
リーズナブルな価格帯ではありがちなガイドセッティングですが、トラブルレス性能は十分。
ティップ
ティップは、グラスソリッドティップが搭載されています。
視認性の高い傾向オレンジ塗装とイエローのスレッドで処理。
小さな変化も表現してくれます。
リールシート
リールシートは、Fuji製のVSSリールシートが採用されています。
多くのロッドに採用されているリールシートで、特筆する点はありませんが、普通に握りやすいです。
エメラルダス X イカメタル 70MLS-Sのインプレ
エメラルダスXイカメタル 70MLS-Sを実際に使用した印象をお届けします。
使用環境として多いのは若狭湾方面で、メインは20〜30号のシンカーを使用。
割と軽い
他メーカーのロッドは、100gオーバーが多い中、このモデルの自重は92g。
エントリーモデルのオモリグロッドとしてはかなり軽量な部類です。
軽量であるメリットは多く、操作が楽で、アタリに集中できます。
パワーは十分
大剣サイズをたくさん掛けましたが、バット部分にはまだまだ余力がある感じでした。
ポンピングでのやりとりができないイカに対して、パワーで浮かせて来れるのは良いですね。
ジャーク時もシンカーにきっちりアクションを伝えてくれるので、楽に誘い続けられますよ。
負荷に対しては素直に曲がる
オモリグロッドらしい素直なレギュラーテーパーで、負荷に対しては素直に曲がってくれます。
曲がり込んで負荷を分散できるので、イカの身切れなどは減り、バラしも少なくなります。
操作時も曲がって、腕の負担も軽減してくれる印象です。
ハリがあって投げやすい!
バット部分にハリがあるため、気持ちよく投げられます。
曲げ込んだ後、穂先のブレがありますが、収束が早くてスーッと飛んでいく印象。
負荷の感じから20〜30号程度のシンカーが、もっとも投げやすかったです。
必要十分な感度!
オモリグにおける必要な感度は十分に備えています。
というのもオモリグは、シンカーが引っ張られてからでないとハッキリしたアタリは出ません。
釣りの性質から感知できるのは、ほとんどハッキリしたアタリですので、このクラスのロッドの感度でも釣り自体は十分成立します。
逆に、オモリグの場合は高額なロッドにしたところで劇的に感度は変わりません。(もちろん多少は変わるけど...。)
オモリグ以外への汎用性
オモリグ以外では、日本海方面のナイトティップランでも活躍しました。
バットが強く、アンダーハンドで40gのエギを遠投できるので、広範囲を探りやすかったです。
その他スピニングのイカメタルやひとつテンヤ、スーパーライトジギング、ちょい投げなども対応できるスペックを備えています。
エメラルダスX70MLS-Sの使用感まとめ
オモリグ初心者にぜひおすすめしたいロッドです!
1万円台のオモリグ入門ロッドとしては十分過ぎる性能を持っています。
もちろん感度や操作性など、追求しだすともっと良いロッドはたくさんありますが、このロッドでもストレスなく十分楽しめました。
これからオモリグにチャレンジしてみたいという方には、ピッタリなモデルですので、ぜひチェックしてみてください!
オモリグロッドの選び方やおすすめ機種に関して、別の記事でもまとめてますので、ぜひ参考にしてください↓
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