イサキ釣り 船釣り

【船イサキ入門】船からのイサキ釣りに必要なタックルや仕掛け・釣り方を解説!

2024年2月20日

非常に美味なイサキは、船釣りの人気ターゲットです。

ハイシーズンは初心者でも数釣りが楽しめ、船釣り入門にも最適。

本記事では、船釣りでイサキを狙う場合に必要な道具や釣り方を解説します。

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この記事を書いた人

tsuki

当ブログにお越し頂きありがとうございます!Tsukiと申します。

筆者の経歴・実績

  • 関西の釣具店に新卒で入社し約4年勤務
  • 釣具店から転職後、ライター/ブロガーとして独立
  • 現在はライター業の傍ら、釣具店でアルバイトとしても勤務
  • 某釣りメディアにて400記事以上の執筆
  • 大手釣具メーカー100周年記念サイトの一部コンテンツ作成
  • 人気釣りYoutuberプロデュースブランドのインスタ運用代行 など

魚を釣るには、まず釣り方を理解して、適切な道具を選ぶのが近道です。

当ブログでは、日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。

実際の使用感やお客様・業界人の口コミなど、リアルに基づいて選定していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ!笑

お問い合わせやタックル相談などはSNSのDMなどでも受け付けてますので、お気軽にどうぞ。

判る範囲でお答えします↓

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船のイサキ釣り=天秤フカセ釣り(吹き流し仕掛)

イサキ

イサキは本州の中部以南に沿岸部に生息しており、潮通しの良い岩礁帯を好む魚です。

小型のイサキはスーパーなどで出回ることもある大衆魚ですが、1kgを超える大型は料亭などで高級魚として扱われています。

船釣りでは、撒きエサをカゴで撒き、群れを寄せて釣る"天秤フカセ釣り"で狙うのが定番。

イサキの釣れる時期(旬の時期)

釣れたイサキ

イサキ釣りのベストな時期は、6〜7月頃です。

夏に産卵を行うイサキが産卵前に積極的に捕食活動を行い、活性も高くなるため、釣りやすくなります。

美味しい旬の時期とも重なるので、狙うなら梅雨〜初夏にかけてがおすすめ。

地域によっては年中狙えることもあります。

イサキ釣りのタックル

イサキ釣り タックル

船のイサキ釣りは、天秤フカセ釣り(≒天秤ズボ釣り)で狙うのが一般的です。

必要な各アイテムを確認しておきましょう。

竿(ロッド)

2m前後、120号程度のオモリが使用できる船竿がおすすめです。

調子は、7:3調子が操作性と柔軟性のバランスよく、イサキ釣りに適してます。

ターゲット自体は大きくないので、コマセが振りやすく、軽量で操作性に優れる竿がおすすめです。

地域によって使用するオモリも異なるので、上記よりさらに柔らかい竿が良い場合もあります。

▼イサキ釣りに適した竿の選び方やおすすめロッドを紹介しています

リール

オモリが重たい場合がほとんどなので、電動リールがほぼ必須です。

シマノなら400〜2000番程度、ダイワでは200〜300番程度のサイズが適しています。

オモリが軽く、水深も浅い場合は、手巻きのカウンター付きベイトリールでも対応可能です。

▼イサキ釣りに適したリールの選び方やおすすめ機種は以下

ライン

ラインは、PEラインの2〜4号程度を200m以上巻いておきましょう。

リーダーは接続しておいた方が結束強度は高くなるため、結束できる方はしておいてください。

遊漁船によって号数が決められていたり、リーダーは付けないように言われたりするところもあります。

事前によく確認しておきましょう。

イサキ釣りの仕掛け

イサキ釣り 仕掛け

イサキ釣りの天秤フカセ釣りには、以下のアイテムが必要です。

  • コマセカゴ(ビシカゴや鉄仮面)
  • 天秤
  • クッションゴム
  • 天秤仕掛け(吹き流し仕掛け)

地域によって差異も大きい部分なので、詳細は釣行する遊漁船に確認しておくのが無難です。

コマセカゴ(ビシカゴ・鉄仮面)

コマセカゴは、遊漁船指定の号数を使用しましょう。

関東方面ではプラスチック製のビシカゴ、関西方面では鉄仮面と呼ばれるステンレス製のカゴなど地域色もあります。

天秤

仕掛けの絡みを防ぐアイテム。

長さは40〜50cm程度が最適です。

クッションゴム

口切れによるバラしを防ぐアイテムです。

長さは30cm程度、太さは1.5〜2mm程度が適しています。

天秤仕掛け(吹き流し仕掛け)

イサキ釣りに対応する専用天秤仕掛けを用意しましょう。

2〜3本針、長さは2〜3m程度が定番です。

▼イサキ釣りの仕掛け解説は以下

イサキ釣りの餌

イサキ釣り 餌

イサキ釣りのコマセ(撒き餌)には、オキアミもしくはアミエビを使用するのが一般的です。

遊漁船で用意してもらえる場合が多いですが、持参が必要な場合もありますので、よく確認しておきましょう。

刺し餌は、オキアミの他に、餌持ちの良いイカタン(イカの短冊)が人気。

サビキやウィリーなどの擬似餌で十分なこともありますが、刺し餌を使う方が喰うことも多いので、用意しておきましょう。

イサキの釣り方

絡まないように丁寧に仕掛けを投入し、船長の指示ダナ+仕掛けの長さ分下ろします。

タナまで到達したら、仕掛けが馴染むのを少し待ってから誘い始めます。

誘いは、竿を水平の位置まで強く上げて止め、リールを巻きながら竿先を下げて、再度竿を上げる動作を2〜3セット繰り返します。

アタリがあれば、そのまま巻き上げ、しばらくアタリがない場合はエサを詰め直して再度投入します。

誘い方

イサキ 誘い方

1セット誘い上げる度に、仕掛けが1m程度上がるイメージです。

指示ダナまで誘い上げたら、竿を安定させ、アタリを待ちましょう。

釣れなくても指示ダナを守ること重要です。

各釣り人が自由に撒き餌をするうと群れが散って、釣りにくくなります。

イサキ釣りのコツ

イサキ とりこみ

イサキ釣りの基本的な釣り方を紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

コマセを詰めすぎない

イサキ コマセ 量

コマセを詰めすぎると、カゴからコマセが出ません。

8分目程度を意識して、入れてください。

数回誘って回収した時に、少しコマセが残っているくらいが、丁度良い分量の目安です。

口切れに注意

イサキ 口

イサキは口が柔らかいので、速く巻き過ぎないように注意してください。

近くまで寄せてきたら、天秤→ハリスの順に手繰って、素早く船内にとりこみましょう。

針は上の針から外して、順番に船の外に放り出しておくと、仕掛けも絡まりにくいです。

追い食いを狙ってみよう

イサキ 追い食い

イサキが掛かったら、ゆっくり巻き上げましょう。

掛かったイサキが暴れることで、コマセが撒かれるため、追い喰いが狙えます。

待ち過ぎても魚をバラす原因となるので、ゆっくり巻くのは3〜5m程度で十分です。

絶品イサキがたくさん釣れる!

イサキの刺身

タナを素早く掴むのと如何に追い食いさせるかが、釣果を伸ばすコツです。

良いタイミングにあたれば、クーラー満タンも夢ではありません。

要点さえ押さえれば、船釣り初心者の方でも手軽に釣れるので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。

tsuki

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