イカメタルではスピニングリールを使ったオモリグスタイルも近年人気が高まっています。
オモリグはキャストやジャークを繰り返す釣りのため、リールは耐久性の高いものが理想です。
本記事ではオモリグに適したリールの選び方やおすすめの機種を紹介しますので、オモリグのリール選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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当ブログでは、日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。
リアルに基づいて解説していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ!笑
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目次
オモリグはスピニングリールが定番

オモリグは、キャスティングがしやすいスピニングリールが最適です。
投げて広範囲を探りつつ、オモリグ仕掛けの自然なフォールによって、イカにナチュラルなアピールができます。
ジャークなどの誘いもスピニングタックルの方がしやすいです。
ベイトリールや電動リールは△

オモリグは、ベイトタックルでもできますが、スピニングリールよりキャストがしにくいです。
キャストで広範囲を探れるようにするのもオモリグの強みのひとつなので、わざわざベイトタックルでメリットを失くす必要はありません。
ただ、ベイトリールの構造的に巻き上げ力は強く、深場や重いシンカーの操作は楽です。
カウンター付きであれば、レンジも把握しやすいので、採用するメリットもあります。

電動リールも重量を重たくしてしまうので、あまりメリットはありません。
40号以上を使用する深場や急潮流なエリアでの回収においてはかなり楽にはなりますが、エリアが限られます。
電動リールを使用する場合は、フォースマスター200やシーボーグ100Jなど、できるだけ小型軽量のモデルを選びましょう。
オモリグリールの選び方
オモリグのリールを選ぶ際は、以上4つのポイントを確認しておきましょう。
オモリグリールの番手選び
シマノ番手/ダイワ番手 | 適したシチュエーション |
---|---|
2500〜C3000/2500〜3000-C | ライトなオモリグ(20号以下メイン) |
3000〜C5000/4000-C〜5000-C | オールラウンド(30号前後) |
SW4000〜SW6000/SW4000-C〜SW5000-C | 高負荷なオモリグ(40号前後メイン) |
オモリグに最適なスピニングリールのサイズは、使用するシチュエーションによって異なります。
どれくらいの重さのシンカーをメインに使うのかを想定して選びましょう。
4000番〜5000番がオールラウンド
オモリグには4000番のスピニングリールが最適です。(シマノC5000、ダイワLT5000-C含む)
汎用スピニングリールでは大きめなボディサイズが採用されているため、重いシンカーの巻き取りが楽にできます。
特に20〜30号のシンカーをメインに使用するエリアでは、丁度扱いやすいパワーとサイズです。
高負荷ならSWリールも○
40号以上など重たいシンカーをメインに使用する場合は、SW系のリールも検討してみましょう。
SW系のスピニングリールは、汎用スピニングよりワンサイズ大きいクラスのボディが採用されています。
山陰方面など、潮の速いエリアで使用する場合は、おすすめです。
ライトなオモリグは2500番〜3000番も可
2500番は、負荷が掛かるオモリグには不向きな番手です。すぐに痛みますので、注意してください。
ワンサイズ小さい2500番ボディが採用されている、シマノ製C3000やダイワ製LT3000-Cなども非推奨なので注意。
筆者も1台リールをダメにしました…。
浅場がメイン、使うシンカーが20号以下など、負荷が少ない場合はなんとか使っていけるサイズ感です。
ギア比はPGがおすすめ
シマノ/ダイワ | 巻き取り長さ | トルク | オモリグへの適正 |
---|---|---|---|
PG/P | 少 | 高 | ○ |
HG/H | 中 | 中 | △ |
XG /XH | 多 | 低 | × |
ギア比は、巻き取りトルクに優れるパワーギア(PG)がおすすめです。
深場から重量のあるシンカーの巻き上げが楽です。
大型とのやりとりでも巻き続けられるのもメリットで、ポンピングでのやりとりをできるだけ避けたいイカ釣りにおいて、バラしも軽減できます。
ハイギアは△、XG(XH)は×
速く巻いてくるメリットは大きくない釣りですので、ハイギア系のリールは不向きです。
特にXG(XH)は巻き重りも大きく、オモリグで一日誘い続けるには体力と筋力がある人でも苦労します。
快適に釣りを楽しみたいなら、ローギア(PG・P)もしくはノーマルギアを選びましょう。
金属製ボディ推奨

負荷がかかる釣りですので、軽量な樹脂製ボディより剛性に優れる金属ボディを選びましょう。
樹脂製のリールは負荷がかかるとたわむため、パワーロスも大きいです。
剛性が高いリールは、ギアの消耗も少なく、トラブルも少なくなります。
ロングハンドル×ラウンドノブが楽
ハンドルは、力を入れて巻き上げやすい、シングルハンドルがおすすめです。
長めのハンドルで、大型のラウンドノブが搭載されていると、より巻き上げが楽になります。
カスタムハンドルなどもおすすめです。

筆者もリブレのライトアーム70を使ってます!めちゃ楽でおすすめ!
価格帯別オモリグおすすめリール

オモリグに最適なリールを価格帯別にピックアップしました。
以前はリールの仕入れも担当していましたので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらって大丈夫ですよ!笑
【予算〜2万円】安い!オモリグ入門向けリール
アイテム | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻き取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
【シマノ】スフェロス SW 4000HG | 280 | 5.8 | 11 | 93 | 1-490 | 17,200 |
【ダイワ】レグザ LT5000-C | 280 | 5.2 | 12 | 87 | 2-300 | 25,100 |
【シマノ】スフェロス SW 4000HG
金属製(アルミニウム)のハガネボディを採用した、SW系スピニングリールです。
強度に優れるギアにより、高負荷でも力強く巻き上げができます。
カーボンドラグワッシャーやコアプロテクト(撥水処理)など、耐久面もバッチリです。
自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
280 | 5.8 | 11 | 93 | 1-490 | 17,200 |
ポイント
金属素材のボディが採用されているシマノ製スピニングリールでは、最もリーズナブルです。
【ダイワ】レグザ LT5000-C
高強度なアルミ素材をボディに採用したリーズナブルなスピニングリールです。
ローターには、独自の樹脂素材であるザイオンVを採用。
新設計のエアドライブデザインにより、軽量に仕上げられており、操作性も高いです。
自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
280 | 5.2 | 12 | 87 | 2-300 | 25,100 |
ポイント
実売価格2万円以下のリールでは、最もおすすめ!標準がラウンドノブですので、巻き上げもしやすいです。
【予算2〜4万円】しっかり使える!ハイコスパなオモリグリール
アイテム | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻き取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
【シマノ】ストラディック 4000 | 275 | 5.3 | 11 | 87 | 1-490 | 30,300 |
【ダイワ】カルディア LT5000-C | 240 | 5.2 | 12 | 87 | 2-300 | 33,800 |
【シマノ】ストラディック 4000
高強度なアルミ素材をボディに採用した、ハイコスパなスピニングリールです。
高精度なギア(マイクロモジュールギアⅡ)に加え、ギアの設置面積を向上させるインフィニティクロスや回転抵抗を軽減するインフィニティドライブも採用。
高負荷にもしっかり対応できるリールです。
自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
275 | 5.3 | 11 | 87 | 1-490 | 30,300 |
ポイント
新素材のドラグワッシャー(デュラクロス)やラインの脱落を防ぐアンチツイストフィンなど、最新機能も多数搭載されています。
【ダイワ】カルディア LT5000-C
高強度なカーボンハイブリッド樹脂(ザイオンV)が採用された、軽量な汎用スピニングリールです。
ボディ内部のスペースを広く確保できる構造であるモノコックボディにより、大型のギアを封入され、優れた巻き上げ力を実現。
ダイワ独自の防水機構であるマグシールドも搭載され、耐久面も抜群です。
自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
240 | 5.2 | 12 | 87 | 2-300 | 33,800 |
ポイント
カルディア SWも使えますが、XHモデルしかラインナップがありません。
【予算4万円〜】最強!?最高峰のオモリグおすすめリール
アイテム | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻き取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
【シマノ】ツインパワー 4000PG | 265 | 4.4 | 11 | 72 | 1.5-320 | 56,000 |
【ダイワ】セルテート LT5000D | 290 | 5.2 | 12 | 87 | 2.5-300 | 61,600 |
【シマノ】ツインパワー 4000PG
ボディとローターにアルミ素材を採用した高強度設計のスピニングリールです。
スプールを2点のボールベアリングで支持するリジットサポートドラグが、安定したドラグ性能を発揮。
スローオシュレート仕様により、キャストも快適で飛距離も向上しています。
自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
265 | 4.4 | 11 | 72 | 1.5-320 | 56,000 |
ポイント
オモリグリールの最適解!PG仕様は最上位機種のステラにもないラインナップです。
【ダイワ】セルテート LT5000D
樹脂製(ザイオン)ローターとアルミ製フルメタルボディを採用した、高剛性なスピニングリールです。
超々ジュラルミン製マシンカットタフデジギアに加え、摩擦抵抗を軽減するエアドライブシャフトが採用され、強い負荷でもスムーズに巻き上げられるようになっています。
マグシールドはラインローラー部にも搭載され、耐久性も最高レベルです。
自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
290 | 5.2 | 12 | 87 | 2.5-300 | 61,600 |
ポイント
ツインパワーはボディが半プラ×金属ローター、セルテートはフルメタルボディ×樹脂ローターです。
PG仕様で軽量なツインパワーに軍配?
金属ボディ×ローギアがおすすめです!

オモリグには、金属ボディが採用されているローギア(ノーマルギア)のリールがおすすめです。
筆者もさまざまなリールを使ってきましたが、20ツインパワー4000PGにリブレのカスタムハンドル(ライトアーム70)のセッティングに落ち着きました。
十分なパワーも備えながら比較的軽量で、操作性を損なわず、ホームの若狭湾エリアでは快適にオモリグができています。
水深やシンカーのウエイトなど、使用する地域の特性を考慮して、最適なリールを選んでください。
リール以外のオモリグのアイテムや釣り方に関しては、別の記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてください↓


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