ティップランエギングでは、アオリイカとの繊細な駆け引きが楽しめ、初心者から上級者まで人気の高い釣りです。
水深のある沖合いでも釣りをするため、陸っぱりで使用する普通のエギでは楽しめません。
重さがある専用エギ、もしくはシンカーを使って重さを足すことが必要です。
本記事では、ティップランエギの選び方と釣れるティップランエギを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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この記事を書いた人
当ブログにお越し頂きありがとうございます!Tsukiと申します。
簡単に自己紹介をすると、釣り好きのWebライターで釣具屋店員です。
釣りはタナゴからマグロまで、ほぼオールジャンル。
魚を釣るには、まず釣り方を理解して、適切な道具を選ぶのが近道です。
しかし、最近のネット記事はおすすめ○○選みたいな、まとめ記事ばっかり...。
結局、どれを選べば良いのか判りませんよね?笑
当ブログでは日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。
実際の使用感やお客様・業界人の口コミなど、リアルに基づいて選定していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ!笑
参考にして頂き、釣りを楽しんで頂ければ幸いです。
お問い合わせやタックル相談などはSNSのDMなどでも受け付けてますので、お気軽にどうぞ。判る範囲でお答えします↓
専用エギは何が違う?
一般的なエギと比較すると、重さはもちろんですが、沈下姿勢と沈下速度が異なります。
普通のエギは、フォールでイカに抱かせるため、水平に近い姿勢で比較的ゆっくりと沈んでいきます。
逆に専用エギは深場を攻略するため、底取り性能を重視しており、頭を下に向けて素早く沈むのが特徴です。
そのまま船の流れを利用して引っ張るため、引いてくることにより、イカが抱きやすい水平姿勢を保ちます。
ティップランエギの選び方
ティップランエギを選ぶ際は、
以上3つのポイントをチェックしておきましょう。
底がとれる重さを選ぶ
大前提として、必ず着底が判る重さを選びましょう。
エギが軽く表層ばかり引く状態になるとイカの層にアプローチできません。
例外もありますが、多くのアオリイカはボトムの地形変化に着いています。
着底が判らない場合は、エギを重くするか、重さを足せるヘッドシンカーを使用しましょう。
号数は季節感に応じて
秋シーズンなどイカが小型の場合は、2.5号や3号などシルエットが小さいエギに反応が良い場合が多いです。
イカが成長するにつれ、次第に3.5号などへの反応も良くなってきます。
基本は大きいサイズの3.5号が、アピール力も高く、イカを寄せる力は強いです。
秋シーズン初期は2.5〜3.0号、それ以外は3.5号を選びましょう。
渋い時は、あえて小さいサイズにしてみるのもアリです。
光量から最適なカラーを選ぶ
カラーに関しては、陸っぱりのエギング同様、下地の色に注目してください。
日中など光量がある状況では、キラっとフラッシングでアピールできる、ゴールドやシルバー系がおすすめ。
光量が少なく、海中はまだ暗い朝夕などは、紫外線で発光してアピールするケイムラが有効。
夜間なシルエットがはっきり出るとされている赤や黒、もしくは発光するグローなどがおすすめです。
ヘッドシンカーの適合には注意!
ヘッドシンカーは、底取りを確実にするための必須アイテムです。
もちろんアクションの観点から使わないのが理想ですが、ヘッドシンカーが無いと対応できない状況が多いのも事実。
各社適合するシンカーを発売しているのですが、合うもの合わないものはバラバラです。
エギとシンカーが同メーカーなら合うことが多いですが、重さによってはシンカーの形状が異なり合わない場合もありますので、事前によく確認しておきましょう。
ヘッドシンカーが合わないならナスオモリも...
シンカーが合わないなら、ナス型オモリ+スナップなど、頭から被せるヘッドシンカータイプ以外のオモリを使うのも手です。
但し、ヘッドシンカー以上に動きが悪くなる点に注意してください。
それでも流されるよりはマシですので、タックルボックスに忍ばせておくと良いでしょう。
普通のエギ(ショア用)も代用できる?
シンカーが適合すれば、普通のエギも代用できます。
シンカーをつけることにより、動きが悪くなってしまう点は、頭に入れておきましょう。
普通のエギは、シンカーを足して、オフショアの環境下で使用するよう想定して作られていません。
おすすめティップランエギと対応シンカー
個人的に釣れるティップランエギと対応するシンカーをピックアップしました。
ぜひ、ティップランエギ選びの参考にしてください。
【クレイジーオーシャン】ティップランナー
皆んな大好きダートマックスに設計が近い?エギです。
ダート性能に優れる薄型ヘッドと安定性を向上する形状のシンカーを搭載。
シャクリの軽いボディ形状と低活性にアオリイカに有効とされるテールが少し上がる水中姿勢もポイントです。
ポイント
筆者の使用率が最も高いエギです。信頼して使えるくらいには十分釣れます!ぶっちゃけコレだけでなんとかなります。笑
▼対応シンカー
【ヤマシタ】エギ王 TR
安定姿勢を重視した設計のエギです。
独自形状のシンカーとボディ、フィンの搭載により、ピタッと止まる姿勢を実現。
ヤマシタならではの釣れるカラーラインナップも魅力です。
ポイント
浅場で使いやすい21gのラインナッがあるのもポイント。
▼対応シンカー
【キーストン】デイブレイク
硬質発泡ウレタンボディを採用しているエギです。
ボディ自体の軽さによって、抵抗を軽減。
シャクリが軽く、よく動くため、キレのあるアクションでアピールできます。
ポイント
ヘッドシンカーの装着を前提に開発されたエギです。エギ王TRシンカーとも適合あり。
▼対応シンカー
【ダイワ】エメラルダスボートⅡ
ヘッド一体型シンカーにより、フォールスピードの速さを追求したエギです。
適度な引き抵抗がある設計になっており、アタリが取りやすくなっています。
ラトルモデルもラインナップされています。
ポイント
優秀なエギですが、適合するシンカーが少ないのが難点。
▼対応シンカー
【シマノ】セフィア アントラージュ シーグル フラッシュブースト
シマノ独自のフラッシュブースト機構を搭載したエギです。
フラッシングプレートが生命感のあるアピールを続けるため、ステイ時のアピール力は抜群。
着底時はカンナを上に向けた状態で安定するため、根掛かり回避率も高いです。
ポイント
シンカーが特殊形状のため、適合するヘッドシンカーが少なめ。以下シンカーも変形させて何とか取り付けできる感じです。笑
▼対応シンカー
ティップラン最強エギは、ダートマックスなんですが...。
たぶん最強エギは、ティップランをする皆様ならご存知のダートマックスです。
それは間違い無いし、実際それくらい釣れます。笑
ただ、常に品薄で転売ヤーも湧いてる状態なのが、ここ数年の状況...。
貴重なエギをロストして釣りのペースを乱すより、普通に手に入るエギで自分の釣りを作っていく方が、メンタル的に絶対に良いです。
他メーカーのエギが釣れないワケではないので、ぜひいろんなエギを使ってみてください。
ティップランエギ以外の道具や釣り方についての解説は、以下記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてください↓
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