イカメタルは、美味しいケンサキイカなどが船から手軽に狙えるとあって、近年大人気の釣りです。
食味だけでなく、そのゲーム性の高さからハマりこむ人も続出。
本記事では、イカメタルに必要な道具や釣り方などを解説しますので、ぜひ参考にしてください!
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イカメタルとは?
イカメタルは、スッテと呼ばれるイカ釣り専用の擬似餌を使って、船からイカを狙う釣り方です。
オモリの役割を備えた鉛スッテと、枝針にはドロッパー(浮スッテやエギ)を組み合わせた仕掛けを使うのが一般的。
福井県の小浜(若狭)方面が発祥とされており、仕掛けはオバマリグと呼ぶこともあります。
手軽なタックルでチャレンジでき、状況が良ければ、初心者でも数釣りが楽しめます。
イカメタルのターゲット
イカメタルのメインターゲットはケンサキイカです。
旨みが強く、市場価値も非常に高いイカのため、大人気。
その他外道にスルメイカ、冬場はヤリイカが狙えることもあります。
イカメタルの釣れる時期
ケンサキイカが多く接岸してくる夏がメインシーズンです。
5〜6月頃までは大型の親イカ個体を中心に型狙いができ、夏になると徐々に新仔の数釣りが楽しめるようになります。
多くの地域では、6〜9月頃までが最盛期ですが、群れの回遊によっては接岸時期がズレて秋や冬場に楽しめる場合も。
ヤリイカ狙いのイカメタルは、冬場も釣れるので、イカメタル自体はほぼ年中楽しめます。
潮周りに関して
イカメタルの釣果に潮周りはあまり関係ありません。
大潮でも小潮でも釣れたり釣れなかったり、潮によって釣果が左右された経験はないです。
ただ、満月周りは船にベイトが寄りにくくなるため、イカメタルは不利になります。
夜間に集魚灯を焚いてベイトを集めますが、その効果が薄くなるため、釣行を予定するなら新月周りがおすすめ。
イカメタルのタックル
イカメタルに必要なタックルを確認しましょう。
スピニングタックルでもベイトタックルでも釣りは可能です。
ロッド
長さ6ft前後、15〜25号程度のオモリに対応できる専用ロッドを選びましょう。
タイラバロッドやティップランロッド、柔らかめのライトゲーム系船竿なども代用できますが、繊細なイカのアタリを捉えるためには、感度に優れる専用ロッドがおすすめです!
はじめの1本なら、ベイトリールに対応するベイトロッドを選んでください。
▼イカメタルロッドについて
リール
はじめの1台には、小型のカウンター付きベイトリールがおすすめです。
カウンターがあることで、釣れるタナが正しく把握でき、ヒットパターンを再現しやすくなります。
イカメタルでは釣れるタナを把握することが釣果に直結します。
スピニングリールでも釣りはできますが、慣れていない方は、ベイトリールを選びましょう。
▼イカメタルリールについて
PEライン/リーダー
道糸は、PEラインの0.6号前後が適しています。
200m以上巻いておきましょう。
PEラインの先には、フロロカーボンのリーダー(2号〜4号)を1m程接続します。
▼イカメタルのラインシステムについて
仕掛け
リーダーの先端には、市販のイカメタル仕掛けを接続します。
仕掛けの一番下に鉛スッテ、枝分かれした部分には、ドロッパー(浮きスッテorエギ)を付けてください。
速潮・低活性時は長めのエダス、遅潮・高活性時は短めのエダスが有効なことが多いです。
仕掛けは切れることもありますので、複数用意しておきましょう。
▼イカメタル仕掛けについて
鉛スッテ
鉛スッテは、遊漁船で指定された号数を用意しましょう。
同じエリアでも釣行する日によって、潮の速さは異なるので、指定の号数±5号程度の幅を持たせておくとさまざまな状況に対応できます。
カラーは赤白や赤緑が実績のある定番カラーですが、他もさまざまなカラーを用意し、その日のアタリカラーを探ってください。
ドロッパー(浮きスッテorエギ)
シンカーのあるエギタイプ、シンカーが無い浮スッテタイプを使い分けましょう。
エギはシンカーがあることによって、水中で姿勢が安定しやすく、潮が速い時に向いています。
浮スッテは潮が緩い時でもふわふわ漂ってナチュラルなアピールできますが、潮が速い時には安定せず不向きです。
カラーの選び方は鉛スッテ同様、赤白や赤緑を中心にさまざまなカラー用意してください。
▼イカメタルのスッテについて
イカメタルの釣り方
イカメタルに決まったアクションは無く、ジャークやシェイク、フォール、誘い上げ、誘い下げなど、さまざまなパターンを組み合わせて誘います。
誘っている途中は基本アタリが出ないため、アクションの間に止めるタイミング(ステイ)を入れて、アタリを待ちましょう。
ステイしている間に穂先に違和感を感じたら、素早くアワセてください。
イカメタルで釣るコツ
意識したいイカメタルのコツをいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
アタリのバリエーションを見極めよう
イカのアタリは、バリエーションが豊富です。
イカが引き込めば穂先が入り、持ち上げれば穂先が浮きます。
ホバリングしているとモゾモゾとした微妙な違和感のアタリになり、イカパンチは瞬間的なコンッとしたアタリです。
違和感を感じたらとにかく素早くアワセて、掛け損ねてもその場で誘い続けると、再びアタるケースも多くあります。
巻き上げは丁寧に!
イカが掛かったら、等速で巻き続けましょう。
速く巻き過ぎると身切れに、テンションを緩めるとイカが抜けるので、一定のテンションで焦らずが巻くのがコツです。
テンションが抜けてしまうポンピングはしないようにしてください。
イカを取り込む際は、墨が飛んでくる場合もありますので、注意しましょう。
タナを把握する
釣れているタナは、周りの人とマメに共有しておくことで、効率良く釣れます。
イカが釣れるタナは頻繁に変わることもあるので、複数人でいろんなタナを探るのがおすすめ。
スッテのカラーローテーション
釣り始めは、鉛スッテと浮きスッテのカラーは、対照的なカラーにしましょう。
全く違う色を使うことで、その日のアタリカラーを見つけやすくなります。
釣れる色が判ってきたら、同系統のカラーに揃えていきましょう。
オモリグも超おすすめ!
イカメタル(オバマリグ)で釣れない場合は、オモリグ仕掛けが有効な場合も多いです。
中オモリからリーダーを伸ばし、エギを接続した仕掛けで、近年各地で大流行しています。
長いリーダーのおかげで、エギがナチュラルにフォールするため、イカメタルと異なるアピールができます。
特に低活性時に有効で、スピニングタックルでキャストして広範囲を探れるのもメリットです。
オモリグとイカメタル、両方のタックルを揃えておくことで、さまざまな状況に対応できますよ。
オモリグのタックルや釣り方に関しては以下↓
イカの持ち帰り方
釣れたイカは、真水に触れさせずに、できるだけ冷やして持って帰りましょう。
わざわざ締める必要はなく、ある程度釣ったらザルなどに上げて野締め(窒息死)させます。
死後硬直が始まる前くらいには、よく冷えたクーラーボックスに保管してください。
ジップロックに詰めてしまうのが手っ取り早いですが、詰めすぎると内側のイカは冷えず、鮮度が低下してしまいます。
鮮度良く持ち帰るには、ムラなく冷やせるイカ専用のトレーなどが便利です。
墨抜きをしておくと、さらに綺麗な状態で持って帰れますよ。
状況変化に対応してたくさんイカを釣ろう!
短時間の釣りでもコロコロとパターンが変わることも多いです。
気まぐれなイカに合わせられるように、アクションやスッテ選びなど、さまざまなバリエーションを使い分けて対応しましょう。
要点さえ押さえれば、初心者の方でも手軽に美味しいイカがゲットできますので、ぜひチャレンジしてみてください!
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