中深海ジギングは水深300m程度の深場でアカムツやキンメダイといった高級魚を狙う釣りです。
重量のあるジグの操作には専用ロッドが必須で、適したものを選べば釣果に繋がりますよ。
本記事では元釣具屋の筆者が中深海ジギングに適したロッドの選び方と厳選したおすすめ機種5選を紹介!
ロッド選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
中深海ジギングロッドの選び方
重量のあるジグを操作するのに適した専用ロッドがおすすめです。
中深海に適したロッドの選び方を確認しておきましょう。
硬さ(ルアー重量)
中深海ジギングで使用するジグの重量は200g後半〜400g程度のものまで水深や潮流によってさまざまなものを使用します。
300g程度のものは使用頻度も高いため、最低でも300gのジグに対応したロッドを選びましょう。
オーバーウェイトは破損に繋がる恐れもありますので、心配な方は少し硬めのロッドを選んでもらっても問題ありません。
スロージギングモデルがおすすめ
中深海ジギングではできるだけしなやかながら竿の戻りがよいスロージギング対応モデルがおすすめです。
アカムツなどは口が弱くガチガチに硬いロッドでは口切れでバラすリスクが発生します。
ブランクスは戻りがよい高弾性で反発力の高いものが、重量のあるジグを深場でも操作しやすくおすすめです。
基本はベイトロッド
中深海の場合はベイトタックル一択です。
ベイトリールは構造上巻き上げ力が高く、重量のあるジグの操作や深場でのやりとりに向いています。
釣り人に負担が掛かる釣りですので、実際に持ってみてグリップの持ちやすさなども選ぶ基準としてもよいでしょう。
おすすめ中深海ジギングロッド5選
中深海ジギングにおすすめのロッドを集めました。
ロッド選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
【メジャークラフト】ジャイアントキリング スローモデル GXJ-B66/5SJ
中高弾性の4軸カーボンでトルクのあるロッドです。
水深200mを超えるポイントで250g前後のジグでスローに誘うのに最適。
中深海対応ロッドの中でも比較的リーズナブルで入門の方におすすめです。
全長 | ルアー重量 | 参考価格 |
6.6ft | 120-300g | 20,000円前後 |
【シマノ】グラップラー タイプスローJ B68-4
基本性能が充実したリーズナブルなスロージギング用ロッドです。
水深300m前後で300g程度のジグを操作するのに最適なモデル。
ネジレ剛性は高くきっちりロッドを曲げ込んでやりとりできるロッドです。
全長 | 継数 | 自重 | 仕舞寸法 | ルアー重量 | 参考価格 |
6.8ft | 2本 | 125g | 156.2m | MAX330g | 23,000円 |
【オリムピック】プロトン スロージギングモデル GPTNPC-64-6-SJ
高強度、高弾性の「トレカT1100G」と「スーパークワトログラファイトクロス」採用のスロージギングロッド。
ジグの姿勢や潮流の変化を感じ取れる感度と素直に曲がって戻る快適な操作性を実現。
やりとり時には無理のできる粘りもあるブランクスです。
全長 | 継数 | 自重 | 仕舞寸法 | ルアー重量 | 参考価格 |
6.4ft | 1本 | 131g | 193cm | MAX550g | 40,000円 |
【テンリュウ】ホライゾン プログレッシブ HPG66B-M
超微細な素材を採用したスロージギングロッドです。
高弾性で粘りの強いブランクスでイメージ通りに操れる操作性と十分に曲げ込める強度を実現。
水深200m程度の浅場で200〜300g程度のジグを扱うのにおすすめモデルです。
全長 | 継数 | 自重 | 仕舞寸法 | ルアー重量 | 参考価格 |
6.6ft | 1本 | 125g | 198cm | MAX200g | 40,000円 |
【エバーグリーン】ポセイドン スロージャーカー PSLJ603-4
中深海ジギングの定番大人気ロッドです。
ジグへの追従性と独特の反発力で短い移動距離でもきっちりとジグを横に向けてアピールできます。
魚に口を使わせられるアクションを簡単に再現できるのはこのロッドだけ!
全長 | 継数 | 自重 | 仕舞寸法 | ルアー重量 | 参考価格 |
6.03ft | 1本 | 128g | 191cm | 90-200g | 53,000円 |
専用ロッドで深場を攻略!
深場でのジギングは普段のジギングより潮流や水圧などを受けやすく、誤ったタックル選びをすると何を操作しているのかよくわからなくなるくらいです。
ロッド選びはかなり重要ですので、釣り場やターゲットに合わせたタックルを選んでチャレンジしてください。
ロッド以外の道具や釣り方に関しては別の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
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