ジギング

【2025年最新】ブレードジギング・サワラキャスティングに最適なリール10選|失敗しない選び方も解説

2025年12月2日

ブレードジギングは、ただ巻きでサワラや青物などを効率よく狙える釣りとして近年人気が高まっています。

特にサワラがメインのエリアでは、
「一日中ハイギアで巻き続ける」「高速巻きを何十回も繰り返す」
という状況が当たり前。リールの剛性や巻きの軽さが足りないと、釣行後半に“腕が死ぬ”のはよくある話。
つまり速巻きのしやすさ が釣果を左右するため、ロッド以上にリールの性能も重要です。

この記事では、ブレードジギングおよびサワラキャスティングに適した
リールの選び方の基準をわかりやすく解説しつつ、
2025年最新のおすすめリールを 価格帯別(〜4万円 / 4万円以上) に厳選して紹介します。

  • 「どの番手を選べばいい?」
  • 「SWと汎用では何が違う?」
  • 「軽さ vs 剛性、どっちを優先すべき?」

といった疑問にも実釣ベースでお答えしていきますので、初めての1台選びにも、買い替えにも役立つ内容になっています。

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この記事を書いた人Tsuki

tsuki

筆者の経歴・実績

  • 関西の釣具屋店員(社員4年→アルバイト5年)
  • 現在は京都の某釣具店で働きながら、ライターとして某釣りメディアにて500記事以上の執筆
  • 大手釣具メーカーサイトのコンテンツ制作、釣り系youtuberブランドのインスタ運用代行 など

「釣り方を理解し、正しい道具を選ぶこと」が釣果への最短ルート、という考えのもと記事を作成しています。

当ブログでは、実際に道具に触れてきた経験をベースに“リアルに役立つ情報”だけを解説しています。

tsuki

SNSではタックル相談なども受付ていますので、お気軽にどうぞ。

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ブレードジギングリールの選び方【5つの基準】

ポイント

  1. 番手
  2. ギア比
  3. ボディ素材
  4. ハンドルノブ
  5. 自重

ブレードジギングは“ただ巻きの釣り”ですが、1日中速巻きを続けるためリールへの負荷は、非常に大きい釣りです。
ここでは、初めての1台でも失敗しないために、選ぶべき5つのポイントをまとめました。


番手は「4000〜6000番」が基準

釣りの特徴推奨番手
浅場(〜40g中心)4000〜C5000
オールラウンド(40〜60g)4000〜C5000/SW機4000
深場・潮が速い(60g以上)SW機5000〜6000番

ブレードジギングでは、
巻きの安定感・回収スピード・ラインキャパ
のすべてを考えると SWリールの4000〜6000番 が最適です。

操作性を重視したい湾内のサワラキャスティングが中心なら、
軽量な C5000(汎用) が操作しやすくおすすめです。


ギア比は「HG〜XG(高速巻き用)」を選ぶ

ギア比特徴
HG・H速巻き向き・巻き重り少なめ
XG・XH最速の回収スピード・サワラに有利
PG(パワーギア)不向き。巻きが遅く手返しが落ちる

ブレードジギングの釣果を左右するのが 巻き速度
そのため HG(ハイギア)〜XG(エクストラハイギア) が絶対的に扱いやすいです。

特に遊泳力の高いサワラ狙いでは、
「速く巻く → 食わせる → 即回収」
のサイクルが釣果を大きく左右します。


ボディ素材は“金属ボディ”が必須

ブレードジギング ボディ素材

ブレードジギングは高速巻きで負荷がかかるため、
樹脂ボディでは“たわみ”が生じて巻き心地が不安定になります。

そのため、
金属素材(アルミ or マグネシウム)
を採用したSWリールが最も適しています。

  • 剛性が高い → 速巻きでも巻きが安定
  • パワーロスが少ない → 疲れにくい
  • ギアの耐久性が高い → 長期間安心して使える

上位モデルほど 巻きが軽く、安定する のはこのためです。


ハンドルノブは“ラウンド型”が絶対に使いやすい

ブレードジギング ハンドル

速巻きが基本となるブレードジギングでは、
丸型(ラウンドノブ) の方が回しやすく、手の負担も圧倒的に少ないです。

T字ノブ(I型ノブ)は、

  • 高速巻きで滑る
  • 長時間巻くと指が痛くなるため、ブレードジギングには不向きです。

SWリールは基本ラウンドノブですが、
汎用リールはT字ノブが多く、購入時は要チェック。


⑤ “軽さ × 剛性”のバランスが釣果と快適性を左右する

ブレードジギング おすすめ リール

ブレードジギングの負荷は大きく、
軽いだけのリールでは後半に“疲れて巻けなくなる”ことがあります。

重過ぎるSWリールも、巻くのは楽ですが、操作で疲れやすいです。

最も快適なのは、
軽さ(260〜320g)+金属ボディ+HG/XG
のバランスを持つモデル。

この条件を満たすリールは、
浅場・深場・サワラ・青物など幅広い状況に対応できます。


2025年版|ブレードジギング・サワラキャスティングにおすすめのリール10選

メーカー モデル名 自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m) ボディ素材/ローター素材定価(円)
ダイワソルティガ 4000-XH3456.298122-300アルミ/アルミ105,500
シマノステラ C5000XG2606.2101111.5-400マグネシウム/アルミ98,300
ダイワセルテートSW 4000-XH3356.298122-300アルミ/ザイオン67,000
シマノツインパワーSW 4000XG3506.2101111.5-320アルミ/アルミ58,800
シマノツインパワー C5000XG2656.2101111.5-400アルミ/アルミ56,000
シマノストラディックSW 4000XG3006.2101111.5-320アルミ/高強度樹脂35,000
ダイワカルディアSW 5000-CXH2956.2105121.5-430アルミ/DS533,300
ダイワレグザ LT5000-CXH2806.2105122-300アルミ/ザイオンV25,100
ダイワBG SW 4000D-CXH2856.299122-300 アルミ/DS419,400
シマノスフェロスSW 4000XG2806.299111.5-320アルミ/高強度樹脂17,200

ブレードジギングでは、リールの剛性と操作性が釣果に直結します。
ここでは、2025年の最新モデルを含む、ブレードジギングで扱いやすいスピニングリールを10機種厳選しました。

高価格帯・中価格帯・低価格帯の3カテゴリに分けて紹介します。

本記事のおすすめリール選定基準について

おすすめリール選定基準

  • 剛性(ボディ・ローター素材)
    →高速巻き×連続使用では、樹脂ボディはたわみやすくパワーロスが発生します。そのため、アルミ・マグネシウムなど金属素材を採用した機種を優先しています。
  • ハイギア(HG〜XG)のラインナップ→ブレードジギングは 高速巻きが有効 な釣法。そのため、ハイギア(HG/XG)設定があるモデル を中心に選定しています。
  • 適正番手(4000〜5000番クラス)
    →サワラ・中型青物を想定したとき、汎用4000番~SW4000〜6000番 が最も扱いやすいため、この番手帯に限定しています。
  • 耐久性・信頼性(実釣ベースで評価)
    →連日の釣行でも性能が落ちにくいモデルを重視。実際のトラブルの少なさも評価基準に含めています。
  • コストパフォーマンス
    →高価格帯だけでなく、“初めてでも買いやすい価格帯” も重要。実釣で十分戦える中価格帯モデルも積極的に選んでいます。

本記事で紹介しているブレードジギング向けリールは、単に人気モデルを並べたわけではなく、上記の基準をもとに厳選しています。
ブレードジギング初心者の方から中・上級者まで、信頼して選べるラインナップになるよう配慮しました。

【高価格帯(40,000円以上)】本格派アングラー向け|巻きの安定性・剛性・耐久性が段違いのモデル

モデル名 自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
ダイワ|ソルティガ 4000-XH3456.298122-300105,500
シマノ|ステラ C5000XG2606.2101111.5-40098,300
ダイワ|セルテートSW 4000-XH3356.298122-30067,000
シマノ|ツインパワーSW 4000XG3506.2101111.5-32058,800
シマノ|ツインパワー C5000XG2656.2101111.5-40056,000

上位級機種は、強い負荷がかかるブレードジギングにおいて
“負荷に負けない剛性”と“疲れにくいスムーズな巻き上げ性能” を備えているのが最大の魅力。
速巻きが基本となるサワラ・青物の釣りでは、この性能差が釣果に直結します。


ダイワ|ソルティガ 4000-XH

ダイワスピニングの最高峰として、圧倒的な剛性と巻きの安定感を備えたSWフラッグシップモデルです。
アルミ製モノコックボディ × アルミ製ローターにより、強負荷の速巻きでもたわみが少なく、常に一定の巻き心地をキープ。
大型青物や深場のブレードジギングでも余裕のパワーを発揮し、疲れにくさと耐久性はまさにトップクラスです。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
3456.298122-300105,500

ポイント

フラッグシップモデルのみのアフターサービズも展開されており、長く大事に使っていきたい人におすすめ!


シマノ|ステラ C5000XG

滑らかな巻き心地と耐久性が群を抜いている、シマノ技術の粋を集めたフラッグシップモデルです。
フルメタルマグネシウムボディ × アルミローターにより、高速巻きの負荷がかかってもパワーロスが少なく、一定のテンションを維持しやすい設計。
軽さ・剛性・巻きの滑らかさのバランスが非常に優れており、汎用スピニングとしては最高峰の剛性を誇ります。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
2606.2101111.5-40098,300

ポイント

ステラSWも超おすすめですが、市場では品薄が続いています。(そろそろモデルチェンジの気配?)


ダイワ|セルテートSW 4000-XH

アルミ製モノコックボディを採用した、高剛性×軽快さを両立したSWミドルクラスの実力機です。
ザイオンローターとの組み合わせにより、巻き出しや操作性の軽快さと剛性を両立。
ソルティガに迫る耐久性とパワーを備え、サワラ〜中型青物まで幅広く対応できる信頼感の高いモデルです。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
3356.298122-30067,000

ポイント

ソルティガより耐久性やパワーは劣りますが、自重と回転性能が軽い!


シマノ|ツインパワーSW 4000XG

アルミ製のボディとローターを採用しており、巻きの安定感とパワーを強化したSWシリーズの中核モデルです。
回転抵抗を大幅に軽減する「インフィニティドライブ」により、負荷のかかる高速巻きでも軽快に回転を維持。
ステラSW譲りの剛性感を備えつつ価格は抑えめで、ブレードジギングのメインリールとして非常に扱いやすい万能モデルです。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
3506.2101111.5-32058,800

ポイント

基本仕様は、ステラSWとほぼ同等!


シマノ|ツインパワー C5000XG

金属ボディ×金属ローターによる高い剛性と、軽快な巻き感を両立した汎用スピニングリールの上位モデルです。
SWほどの重量感はなく扱いやすいため、「軽さも剛性も欲しい」アングラーに最適。
湾内のサワラキャスティングなど、操作性も求められるシーンで活躍します。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
2656.2101111.5-40056,000

ポイント

汎用スピニングで金属ボディ×金属ローター搭載はステラとツインパワーだけ!


【中価格帯(〜40,000円)】初〜中級者に最適|軽さ・コスパ・扱いやすさがバランス良く揃ったモデル

モデル名 自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
シマノ|ストラディックSW 4000XG3006.2101111.5-32035,000
ダイワ|カルディアSW 5000-CXH2956.2105121.5-43033,300
ダイワ|レグザ LT5000-CXH2806.2105122-30025,100
ダイワ|BG SW 4000D-CXH2856.299122-30019,400
シマノ|スフェロスSW 4000XG2806.299111.5-32017,200

中価格帯のリールは、初めてのブレードジギングにも十分対応でき、
“軽くて取り回しが良い” のが強み。
ライトなジグやキャスティング展開にも向いており、初心者でも扱いやすいグレードです。


シマノ|ストラディックSW 4000XG

アルミ製ボディを採用し、価格以上の剛性と信頼性を備えたハイコスパモデルです。
上位機種ほどの充実した機能は搭載されていませんが、粘り強く巻けるパワーは実釣でも十分。
初めてのSWリールとしても扱いやすく、ブレードジギング〜サワラキャスティングまで幅広く対応できます。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
3006.2101111.5-32035,000

ポイント

4000番モデルのみサイレントドライブが搭載されており、巻きのスムーズさも向上しています。


ダイワ|カルディアSW 5000-CXH

軽さとパワーのバランスが良く、扱いやすさに優れたダイワSWシリーズのハイコスパモデルです。
アルミ製ボディ×DS5ローターにより、軽快な巻き出しと十分な耐久性を両立しているのが特徴。
上位機種にも搭載されている独自の防水機構「マグシールド」も搭載されており、耐久性も抜群です。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
2956.2105121.5-43033,300

ポイント

ローターに採用されているDS5は、ダイワ独自の軽量な高強度樹脂です。


ダイワ|レグザ LT5000-CXH

アルミ製モノコックボディを採用し、価格帯以上の剛性と巻き上げパワーを備えた汎用スピニングリールです。
ザイオンVローターによって巻き出しが軽く、速巻き以外のアクションでも使いやすくなっています。
1万円台とは思えない耐久性と実釣性能で、エントリークラスの中でも特に満足度の高いリールです。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
2806.2105122-30025,100

ポイント

パワフルながら操作性も高い、汎用スピニングリールです。


ダイワ|BG SW 4000D-CXH

高い耐久性とパワーを重視した、コストパフォーマンス抜群のSWスピニングリールのエントリーモデルです。
アルミ製ボディにより負荷がかかってもたわみにくく、強めの巻き抵抗が続くブレードジギングでも安定した巻き心地を維持。
タフさ・剛性・価格のバランスが優れており、ライトゲームから青物狙いまで幅広く使える堅牢なモデルです。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
2856.299122-30019,400

ポイント

ローターに採用されているDS4は、ダイワ独自の高強度樹脂。カーボンではなくガラス繊維が配合されたDS5の廉価版です。


シマノ|スフェロスSW 4000XG

高耐久なアルミ製ボディと堅牢な構造を備えた、SWシリーズのエントリーモデルです。
高負荷の速巻きでもパワーロスが少なく、ブレードジギングのような連続アクションにも安心して対応。
上位機種ほどの滑らかさはありませんが、価格からは考えられない剛性と実釣性能を備え、初めてのSWリールとして最も選びやすい1台です。

自重 (g) ギア比 巻取り量 (cm) 最大ドラグ(kg)PE糸巻量(号-m)定価(円)
2806.299111.5-32017,200

ポイント

予算を抑えつつもSWリールの安心感を求める人にぴったり。

地域別|ブレードジギングで使うリール番手の目安

エリア推奨番手理由
伊勢湾4000〜C5000/5000-C軽量ジグ中心・潮緩め
大阪湾4000〜C5000/5000-C〜SW400030〜60gのジグ+適度な潮
東京湾4000〜C5000/5000-Cキャスト主体で軽さが重要
岩国沖C5000〜SW5000サワラ〜青物の回遊多い
日本海(舞鶴・丹後)SW5000〜SW6000ジグ重め・潮速い・冬は強風・青物大

伊勢湾(サゴシ〜サワラ・ワラサ中心)|汎用4000番が基準

推奨:4000〜C5000(汎用)

理由:

  • ベイトは小さめでジグも軽量(40g前後)
  • ミノーも有効なため、軽いリールのほうが操作しやすい
  • 潮が緩い日が多く、細糸で十分対応可能

特徴:
軽量機(4000番)でも一日巻き続けられるため、汎用リールの方が快適です。

大阪湾(サゴシ〜サワラ・中型青物)|C5000〜SW4000が扱いやすい

推奨:C5000XG / SW4000XG

理由:

  • ベイトサイズによりジグは30〜60gが中心
  • 潮が走ると巻き抵抗が一気に増える
  • 撃ち返しを繰り返す釣りなので、軽さと剛性の両立が必要

特徴:
C5000の軽さは魅力ですが、強めの潮ではSW4000の金属ボディが安心です。
港内は汎用機で十分ですが、明石方面も加味するとSW機が適しています。

東京湾(サワラキャスティング主体)|4000〜C5000が最適

推奨:4000XG / C5000XG

理由:

  • ベイトは小型が多くジグやルアーは軽量(20〜40g)
  • キャスト主体の釣りになるため、軽さが最優先

特徴:
”キャスト・高速回収・撃ち返し”の比率が非常に高く、軽い汎用C5000は相性抜群。

岩国沖(サワラ・ヤズ・ハマチ)|C5000〜SW5000が万能

推奨:C5000XG / SW5000XG

理由:

  • 30〜60gのブレードジグを幅広く使う
  • 青物の回遊も多くドラグ性能が必須
  • ある程度のパワーとラインキャパが必要

特徴:
SWの剛性が安心だが、C5000の軽快さも捨てがたく、どちらでもアリ。

日本海(丹後・玄達・島根)|SW5000〜SW6000が必須級

推奨:SW5000XG〜SW6000XG

理由:

  • シーズン中の冬場は強風の状況が多く、ジグは60〜100gを使用
  • 潮が速いポイントもあり
  • メジロ〜ブリクラスの青物がヒットすることも

特徴:
高剛性のSW機が必須
4000〜C5000クラスでもできなくはないが、60g以上を常用する状況ならパワー不足感があります。


【FAQ(よくある質問)】ブレードジギングリール選びで迷いやすいポイントを解決

Q1. ブレードジギングにはSWリール必須?汎用スピニングでも大丈夫?

A. 釣り場・ジグの重さによって適性が変わります。

  • 伊勢湾・東京湾 → 汎用4000〜C5000で十分
  • 大阪湾〜岩国沖 → C5000 or SW4000が快適
  • 日本海(丹後など) → SW5000〜6000必須級

高速巻きが前提の釣りなので、
剛性の不足=巻き重り=疲労の増加&釣果低下
につながりやすい点に注意。

迷ったら「SW4000〜5000」を選べば失敗しません。


Q2. ブレードジギングに向いている番手は?

A. 基本は4000〜C5000、深場や外洋はSW5000〜6000。

  • 軽量ジグ(20〜40g)中心 → 4000番
  • 標準(30〜60g)&サワラ全般 → C5000/5000-C
  • 重めのジグ(60g〜)or 大型青物 → SW5000〜6000

番手を上げるほど剛性・ドラグ力が増し、
速巻きでも“巻きが安定”します。


Q3. ギア比はHG・XGどちらが良い?

A. 基本はXG(エクストラハイギア)一択でOK。

ブレードジギングは
「投げる → 高速回収 → また投げる」 の繰り返し。

XGが有利な理由は…

  • 回収速度が速く手返しが良い
  • 速度が遅いと見切られやすい
  • 大きなサワラほど遊泳力が高い→遅いとサゴシや他の魚がヒットする

ただし
重いジグ(70g〜)がメインの地域ではHGの方が巻きが軽くて楽
というケースもあります。


Q4. “リールの軽さ” と “剛性” のどちらを優先すべき?

A. 基本は剛性(=金属ボディ)優先でOK。

ブレードジグは引き抵抗が強く、
一日中巻いていると軽量リールの弱さがモロに出ます。

重量こそネックな金属ボディリール(アルミ or マグネシウム)は
巻き始め〜終了まで安定して巻けるため、
結果的に疲労が少ない と感じることが多いです。

  • 剛性重視 → SWリール
  • 軽さ重視 → 汎用C5000(ステラ・ツインパ・ストラ)

Q5. ブレードジグの重さによってリール選びは変わる?

A. 変わります。使用ジグの重さは重要な指標です。

  • 20〜40g中心 → 4000〜C5000
  • 30〜60g中心(全国で最も多い) → C5000 / SW4000
  • 60g以上多用(日本海) → SW5000〜6000

重いジグ × 軽いリール は疲れる&巻き負けやすい
ので注意が必要。


Q6. ハンドルノブは何がおすすめ?

A. “丸型(ラウンドノブ)” を選ぶと間違いありません。

速巻きは指への負担が大きく、
T字ノブだと支持する面積が少なくて疲労しやすいです。

ラウンドノブでないリールを使う場合は、ハンドルやハンドルノブのカスタムも検討してみてください。


Q7. ブレードジギングリールでサワラ以外の魚も狙える?

A. もちろん可能です。

この釣りで必要なスペックは

  • 高速回収
  • 一定速度で巻き続けられる剛性
  • ラインキャパ

の3つなので、

  • 青物のライトキャスティングやライトジギング/ショアジギング
  • タチウオジギング
  • 海上釣堀
  • マダイ(キャスティングタイラバ寄り)

などにも十分代用できます。


Q8. 初心者が選ぶならどの価格帯が失敗しない?

A. 2〜3万円台(ストラディックSW・カルディアSW)が最も無難。

理由:

  • SWとして必要な剛性・巻きパワーが最低限揃う
  • トラブルが少なく扱いやすい
  • コスパが非常に高い

迷ったら ストラディックSW or カルディアSW が特におすすめ。モデルとしてはストラディックSWが2025年時点では新しいです。


Q9. ブレードジギングでベイトリールは使える?

A. 基本はスピニング一択です。

ブレードジギングはキャストが必須の場面が多いため、

  • キャスト性
  • トラブルレス性
  • 高速回収のしやすさ

を考えると圧倒的にスピニング有利。

ベイトは「縦の釣り(バーチカル)」向けです。


Q10. PEラインは何号が最適?

A. 1〜1.5号が最も扱いやすく、釣果も安定します。

  • サゴシ中心 → 1〜1.2号
  • サワラ中心 → 1.2〜1.5号
  • 青物混じり → 1.5〜.2号

番手(C5000 or SW4000〜6000)との相性も良いライン号数です。


【まとめ】ブレードジギングは“巻きの快適さ”で差がつく

ブレードジギング サワラ

ブレードジギングは、速巻きのしやすさ=釣果 と言えるほどリール性能が重要な釣りです。
特にサワラ狙いでは巻き続ける時間が長くなるため、剛性・巻きの軽さ・ギア比 を意識して選ぶだけで一日の快適度が大きく変わります。

番手は C5000番 ・5000-C/ SW4000〜6000番 が基準。
エリアや使うジグの重さに合わせて選べば失敗しません。

価格帯では、

  • 4万円以上:剛性・耐久性を求める人向け
  • 〜4万円:初めてでも扱いやすい高コスパ帯

という分け方が最も選びやすいです。

自分の釣り方に合った1台を選ぶことが、ブレードジギング上達の近道。
ぜひ記事の比較表を活用しつつ、長く安心して使えるリールを選んでみてください。

▼ブレードジギングの釣り方について

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