「冬でもアジングは成立するの?」
「寒い時期のアジの居場所が分からない…」
そう感じる人は多いですが、結論から言うと、冬アジングはポイントとレンジが分かれば十分釣れます。むしろ大型が出やすい時期です。
本記事では、
- 冬のアジングで釣れるアジの特徴
- 冬にアジがいる場所/狙うべき時間帯
- 冬のアジングに最適なタックル
- 釣果が伸びるワーム・ジグヘッドの選び方
- 具体的な釣り方
- 釣れない原因と対策
寒い時期にアジングでアジを釣りたい方は、ぜひ参考にしてください!
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目次
■ 冬アジングはポイント選びが大事!

冬は海水温が急激に下がるため、多くの回遊アジは深い沖へ移動します。
しかし一部のアジは 、水温が安定する港内や深場に移動する群れも多いです。
冬のアジは、
- 群れの移動が少ない(居着く)
- 深いレンジに溜まりやすい
- 体力を温存するため動きが遅い
- 食うタイミングが短い
日中は厳しく、夜〜朝にチャンスが集中するのが冬のアジング最大の特徴です。
■ 冬アジングが成立するポイント|“深場”+“常夜灯”が鉄板

冬のアジは「水温が安定した場所」に集まるため、以下の条件を満たす場所を選ぶのが最重要です。
● 1. 水深のある堤防・港(深場)
冬は水温が安定する5〜10m以上の水深がある場所が有利です。
- 外向きの堤防
- フェリー乗り場
- 船道
- 大型港湾
深場に隣接した堤防は、冬アジングの一級ポイントです。
● 2. 常夜灯(冬アジング最強スポット)
常夜灯はベイト(プランクトン)を集めるため、アジが寄る確率が最も高いです。
- 常夜灯の明暗部
- 岸壁沿いの影
- 光が落ちる「境界ライン」
特に光の境目を通すだけで釣果が段違いになります。
● 3. 風裏
軽い仕掛けを使うアジングで「風」は天敵。特に冬は安全の観点から風裏が必須です。
- 追い風
- 風を背負う堤防
- 内向きの港
風裏はラインコントロールがしやすいので、初心者でも釣りやすくなります。
● 4. 潮通しの良い場所
冬場は餌が少ないため、プランクトンが流れる場所にアジが集まりやすいです。
- 堤防の角
- 係留船の隙間
- 港湾の入り口
「角」は潮が当たりやすい鉄板スポットなので、空いていれば必ずチェックしましょう。
■ 冬アジングに最適な時間帯|“夜〜朝マズメ”だけがチャンス

冬のアジングは、時間帯で釣果がほぼ決まるといっても良いほど重要です。
● ● 1. 最も釣れる:日没後〜2時間
常夜灯点灯 → ベイト出現 → アジ接岸
という“冬アジングの黄金パターン”。
● ● 2. 次に釣れる:朝マズメ
夜ほどの爆発力はありませんが、チャンスは十分あります。
● ● 3. 釣れない:日中
アジはほぼ底から動かないため、日中の釣果は激減。
冬のアジングは「夜に釣る釣り」と覚えておきましょう。
■ 冬アジングのタックルセット【2025年最新版】

冬は風が強いため、アジングタックルの“軽さと感度”が重要になります。
● アジング専用ロッド(0.5〜8g対応)
長さ5ft後半〜6ft程度、軽量なアジング専用ロッドを選びましょう。
0.5〜8g程度までのルアーが扱いやすいスペックなら問題ありません。
穂先はソリッドティップのモデルがアタリが判りやすく、ジグヘッドなどの操作感も得やすいです。
● リール(1000〜2000番)
スピニングリールの2000番台が最適です。
ギア比は何でも問題ありませんが、アジングのアクションにおいては、パワーギアが適しています。
操作性や感度も重視したいので、できるだけ軽量なものを選んでください。
● ラインは0.2〜0.4号がおすすめ
- メイン:エステルライン(0.3号)
→ 冬アジング最強、感度抜群。 - リーダー:フロロ0.8号
冬のアジはアタリが小さいため、エステルの感度が大きく差を生みます。
■ 冬アジングで絶対に持っておくべきルアーと重さ
| シチュエーション | 重さ |
|---|---|
| 無風・表層 | 0.8g |
| 微風・中層 | 1.0〜1.3g |
| 深場・ボトム | 1.5〜2.0g |
冬は深いレンジを攻めるため、ジグヘッドの重さ選びが釣果に直結します。
● ● ジグヘッドのおすすめ重さ
冬は “軽さ=正義”が通用しない時期。
1.5〜2gの重めを使うことで、アジのいるレンジに素早く届けやすくなります。
● ● ワームのおすすめ(冬はシルエット小さめが強い)
- ストレート系(1.8〜2.0インチ)
- ピンテール(吸い込みやすい)
色は以下が鉄板:
- クリア系
- クリア+ラメ
- グロー(光量が少ない時)
「クリア」と「グロー」の2種類を持っていれば冬は十分です。
■ 冬アジングの釣り方|3つ覚えればOK

冬アジは動きが遅いため、アクションを入れすぎると逆効果。
以下の3つの基本を押さえれば釣果が安定します。
● 1. スローリトリーブ
冬アジングの8割はこれでOK。
- 着水
- カウントダウン(レンジを合わせる)
- ゆっくりただ巻き
とにかく 「ゆっくり」 が正解です。
● 2. ボトムステイ(底放置)
冬アジが底に固まっている場合に有効。
- 着底 → 5〜10秒ステイ
- ゆっくり巻く
ライトゲーム最強テクのひとつ。
● 3. フォールの釣り
リアクション要素が強く、寒い時期でも効果的。
- 上層→中層→下層へ落とす
- フォール中のアタリを取る
エステルラインならフォール中のバイトも分かりやすいです。
■ 冬アジングで“釣れない時”の原因と対処法

釣れないときは、原因が明確です。
● 原因1:表層だけを狙っている
→ カウントを取り、必ず中層〜ボトムまで探る。
アジは基本底にいます。
● 原因2:ジグヘッドが軽すぎる
→ 1.5〜2gに変更するだけで釣れる。
無理に軽いジグヘッドを使う必要はありません。まずは魚のいる層にしっかりルアーを届けてやることが大事です。
● 原因3:常夜灯の“明暗”を通していない
→ 光の境目は冬アジング最強スポット。
常夜灯の真下ばかり狙っていませんか?笑
● 原因4:風が強い
→ 風裏に移動する。
ラインが風に取られたらアタリは取れません。
■ 冬アジングまとめ|アジの習性を理解すれば釣果は伸びる

冬アジングで最も重要なのは、
- 深場
- 常夜灯
- 明暗
- 夜〜朝マズメ
- 1.5〜2gのジグヘッド
- スローリトリーブ
この6つを押さえること。
冬のアジは手強いですが、パターンを掴めば確実に釣果が出せるシーズンです。
特に大型の尺アジが出ることも多く、実は一年で最も“夢がある”アジング時期とも言えます。
ぜひこの記事を参考に、冬アジングで最高の一本を手にしてください。
