海上釣り堀

【2025年最新】海上釣堀の竿(ロッド)選び完全ガイド|初心者が失敗しない基準とおすすめモデル

海上釣堀は、道具さえ揃えれば誰でも魚が釣れるイメージがありますが、実際には 竿(ロッド)の選び方ひとつで釣果に大きな差が出ます
同じイケスで並んで釣っていても、安定して釣れる人と釣れない人が分かれるのは、正確に仕掛けを操作できているかどうかが違うためです。

その精度に最も影響するのが、竿の 長さ・硬さ・調子 といった基本性能。
エサや仕掛けが合っていても竿が釣り方や狙う魚に合っていなければ、掛からなかったり、やりとり中にバラしたりします。

この記事では、海上釣堀における失敗しにくい竿の選び方と基準を分かりやすく整理しました。
これから海上釣堀を始める方も、今の竿に違和感がある方も、選び直しの参考にしてください。

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この記事を書いた人Tsuki

tsuki

筆者の経歴・実績

  • 関西の釣具屋店員(社員4年→アルバイト5年)
  • 現在は京都の某釣具店で働きながら、ライターとして某釣りメディアにて500記事以上の執筆
  • 大手釣具メーカーサイトのコンテンツ制作、釣り系youtuberブランドのインスタ運用代行 など

「釣り方を理解し、正しい道具を選ぶこと」が釣果への最短ルート、という考えのもと記事を作成しています。

当ブログでは、実際に道具に触れてきた経験をベースに“リアルに役立つ情報”だけを解説しています。

tsuki

SNSではタックル相談なども受付ていますので、お気軽にどうぞ。

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海上釣堀で「竿(ロッド)選び」が重要な理由

海上釣堀 竿 長さ

海上釣堀では、仕掛けの操作性と、掛けた魚を確実に取り込めるかどうかが釣果を左右します。
その両方に大きく関わるのが、竿(ロッド)の性能です。

仕掛けの扱いやすさが変わる

柔らかい竿は、細身で軽量になり、軽い仕掛けを扱いやすいです。
硬い竿はパワーがある分、重い仕掛けを使えますが、竿自体も重たく扱いにくくなります。
釣り方や対象魚に応じた適切なバランスを考慮して選ぶことが重要です。

掛かりとバラしに直結する

青物やシマアジなど、引きの強い魚が多いのも海上釣堀の特徴です。
竿のパワーが不足していると主導権を取れず、
逆に強すぎるとハリ外れやラインブレイクが起きやすくなります。
狙う魚に合った竿選びは、掛けた後の安定感にも直結します。

海上釣堀では、特別なテクニックよりも
「釣り方に合った竿を選ぶこと」が、安定した釣果への近道です。

次の項目では、具体的にどんな基準で竿を選べばよいのかを整理していきます。


海上釣堀の基本は「ウキ釣り用ロッド」

海上釣堀 竿 おすすめ

海上釣堀では、ウキ釣りがもっとも一般的な釣り方です。
魚のいるタナ(深さ)を目で確認しながら調整でき、仕掛けの状態も把握しやすいため、安定して釣果を出しやすいのが理由です。

特に初心者の場合、
・タナが合っているか
・アタリが出ているか
を視覚的に判断できるウキ釣りのほうが、失敗しにくく再現性があります。
そのため、最初の1本は ウキ釣りに適したロッドを基準に選ぶ のが基本になります。

一方で、食い渋り時や底付近を丁寧に攻めたい場面では、
ウキを使わない「脈釣り」が有効になることもあります。
ウキ釣り用ロッドを基準にしつつ、脈釣りも使い分けられるようになると、釣果の幅はさらに広がります。

※脈釣りの詳しいタックルや仕掛けについては、こちらの記事で解説しています。
▼海上釣堀の脈釣り完全ガイド(別記事リンク)


海上釣堀ロッドの選び方(失敗しない基準)

海上釣堀 竿 選び方

海上釣堀の竿選びは、細かいスペックを比較するよりも
「長さ・硬さ・調子」 の3点を押さえることが重要です。
この3つが合っていれば、釣り方が安定し、無駄な失敗を防げます。

① 長さ|3.0〜3.3mが基準

竿の長さ向いている人・状況メリット注意点
~2.7m脈釣り中心・際狙い軽くて操作しやすいウキ釣りはやや不向き
3.0〜3.3m初心者〜中級者操作性・取り回しのバランスが良い基本的に問題なし
3.5m以上イケス中央を狙いたい人遠くまで届く重く、操作精度が落ちやすい

海上釣堀では、3.0〜3.3m前後のロッドが最も扱いやすい長さです。
イケスとの距離感、ウキ操作のしやすさ、取り込みまでを総合的に考えると、このレンジが基準になります。

3.5m以上の長めの竿は、イケス中央を狙いやすい反面、
重量が増えて操作精度が落ちやすく、初心者にはやや扱いにくい傾向があります。

  • 短すぎる竿:ウキ操作が窮屈になり、取り込みも不安定
  • 長すぎる竿:重さで操作が雑になり、アタリを逃しやすい

まずは 3.0m前後 を基準に選べば、大きな失敗はありません。
なお、施設によっては竿の長さに制限がある場合もあるため、事前にレギュレーションを確認しておきましょう。


② 硬さ(号数)|狙う魚で決める

パワークラス表記/号数目安主な対象魚特徴
S/2号前後真鯛・シマアジ操作しやすく、食い込みが良い
M/2.5〜3号前後真鯛+青物パワーと扱いやすさのバランス型
MH /4号以上青物メイン強度重視。初心者にはやや硬め

海上釣堀ロッドの硬さは、狙う魚の引きの強さに合わせて選ぶのが基本です。
硬すぎるとハリスが切れやすくて竿も重くなり、柔らかすぎると主導権を取れなくなるため、バランスが重要になります。
メーカーによって表記が異なる場合があるため、硬さの指標であるパワークラスと号数を併せて確認しておくと安心です。
迷った場合は、M(2.5〜3号クラス)を選ぶと幅広く対応できます。


調子|先調子すぎない「胴に乗る」タイプ

調子曲がる位置特徴向いている人
先調子穂先中心操作感がシャープ脈釣り向き
胴調子竿の中間食い込みが良く安定初心者〜中級者

竿の「調子」とは、どの位置から曲がるかを示す性能のことです。
海上釣堀では、この調子の違いが 掛かりやすさ・バラしにくさ に直結します。
海上釣堀では、胴調子〜本調子(先調子と胴調子の中間)のロッドが最も扱いやすくなります。

初心者が避けたい調子:極端な先調子

→ 操作感は良く脈釣りには向いていますが、ウキ釣りではアワセが強くなりやすく、
ハリ外れやハリス切れの原因になりがちです。


自重・バランス|高額ロッドほど疲れにくい理由

海上釣堀 竿 重さ

海上釣堀では、竿を構えたままウキを見続ける時間が長くなります。
そのため 自重の軽さと、実際に持ったときのバランス が釣りやすさに大きく影響します。

一般的に、価格帯が高いロッドほど素材の品質が上がり、細身・軽量に仕上げられている 傾向があります。
あわせて、リール装着時の重心バランスまで考慮して設計されているモデルも多く、長時間使っても疲れにくいのが特徴です。

目安として、
釣堀用ロッドでは自重200gを切るあたりが軽量クラスと考えて問題ありません。

ただし、自重は数値で比較できますが、バランスには明確な基準がありません
重さが同じでも、先重りする竿は操作しづらく感じることがあります。

違和感を減らしたい場合は、
店頭で実際にリールを付けた状態で構えてみる のも有効な確認方法です。

⑤ ガイド・ブランク素材|トラブルを減らす基本性能

海上釣堀 ガイド

海上釣堀では、ウキ釣り・青物狙いともに ラインへの負荷が大きくなりやすい ため、
ガイドやブランク素材の出来が、そのままトラブルの少なさにつながります。

ガイドで見るべきポイント

  • ガイド数が極端に少ない竿は避ける
    → ラインへの負担が一点に集中しやすい
  • フレームがしっかりしたガイド
    → 青物のやり取りでも歪みにくい
  • フレーム素材(ステンレス/チタン/カーボン)
    →軽さと操作性、トラブルレス性能に直結
  • PEライン対応(SiCリング)
    → 青物狙いでは特に重要(SiC仕様:ラインへのダメージが少ない)

価格帯が上がるほど、ガイド数が多くなるもしくは高性能なガイドが搭載されます。

ブランク素材の考え方

海上釣堀ロッドの多くはカーボン素材ですが、

  • 低価格帯:やや肉厚で丈夫だが重め
  • 中〜高価格帯:強化構造や高弾性カーボン使用で細身・軽量

という違いがあります。

高弾性=硬い竿ではなく、
同じパワーでも「軽く・復元力に優れ、シャープに仕上げられる」のが特徴です。

結果として、

  • 操作精度が上がる
  • スムーズに魚を浮かせられる
  • 長時間でも疲れにくい

といったメリットにつながります。

手持ちの竿は代用できる?(可・不可の判断基準)

竿の種類対応理由
磯竿 2〜3号(3.0〜3.3m)ウキ釣りと相性が良い
遠投磯竿(3〜4号)青物向きだがやや硬め
シーバスロッド真鯛用に近い
ショアジギングロッド青物用に近い
その他ルアーロッド×長さ調子が合わない
船竿×重く、ウキ操作が難しい
代用できる/しにくい竿の目安

条件を満たせば手持ちの竿でも代用可能
ただし、向かない竿では操作性と釣果が不安定になります。


代用の基準

  • 長さ:3.0〜3.3m
  • 硬さ:2〜3号相当
  • 調子:胴に乗るタイプ

この3点を満たしていれば、まずは代用可能です。

価格帯別|海上釣堀ロッドの考え方

価格帯特徴向いている人
〜1.5万円やや重め・調子は素直初心者・お試し
1.5〜3万円軽さと操作性のバランス良最もおすすめ
3万円〜軽量・高感度・バランス良快適さ重視

海上釣堀では「高額=必須」ではありませんが、価格が上がるほど軽さとバランスが良くなります。
迷ったら 1.5〜3万円帯 を選ぶと失敗しにくく、長く使えます。

魚種/用途別|海上釣堀おすすめロッドの考え方

狙い硬さ目安重視ポイント
真鯛/シマアジメイン2〜2.5号バラしにくさ
青物メイン3〜4号パワー
両対応2.5〜3号バランス

真鯛は「しなやかに曲がる竿」、青物は「胴で粘る竿」が基本。
1本で済ませるなら 2.5〜3号のバランス型 が最も扱いやすい選択です。

初心者が最初に選ぶなら、この条件を満たせばOK

結論
海上釣堀の竿は、細かく悩むより「失敗しない基準」を満たすかどうかで選ぶのが正解です。

失敗しにくい基準

  • 長さ:3.0〜3.3m
  • 硬さ:2.5〜3号
  • 調子:胴調子〜本調子
  • 自重・バランス:200g前後/持ち重りしない
  • 用途:ウキ釣り対応(真鯛〜青物)

この条件を満たしていれば、
真鯛・シマアジ・青物まで 大きな失敗なく対応可能 です。

最初の1本は「専用化」しすぎないことが重要です。
慣れてから青物専用・脈釣り専用を追加するほうが、結果的に無駄がありません。


【価格帯別】海上釣堀おすすめロッド10選

メーカー モデル名長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)ガイド仕様特徴定価(円)
大阪漁具海上釣堀 赤物RX 5号-3003.0251489.54-122-82.1---
プロマリンライトレーダーメタル海上釣堀 330H3.32124941-15-0.8-高感度形状記憶メタルティップ-
ダイワシーパラダイス M-300・E3.02204860.5-153-101.4SiC(トップのみ)HVF/X4514,900
シマノシーマーク 海上釣堀 3-3003.0160486.91-103-71.5SiC(トップのみ)-15,000
宇崎日新プロスペック 海上釣堀 M3303..32054980.5-122-80.85SiC(トップのみ)カーボンソリッド穂先21,800
シマノシーリア 海上釣堀 M3503.0165311.61-103-71.0チタンIM(#1)/SiCスパイラルX/パラボラチューン31,700
ダイワクラブブルーキャビン MH-300•J3.01704890.5-152-81.0チタンIM(#1)/SiCHVFナノプラス/X45/V-ジョイント40,500
ダイワクラブブルーキャビン FL MH-300・K3.017031060.5-152-81.4/0.45SiCHVFナノプラス/X45/V-ジョイント54,000
ダイワクラブブルーキャビン メタルチューン MH-300•Q3.01654900.5-152-80.75チタンIMHVFナノプラス/X45/V-ジョイント/SMT58,000
がまかつ海上釣堀 アルティメイトスペック 誘い万能S 3303.31983115.50-82-81.0チタンSiC/ステンSiCスーパートップⅡ75,000

おすすめロッドの選定基準

本記事で紹介している海上釣堀ロッドは、以下の基準をもとに選定しています。

  • 海上釣堀専用、または適性が明確なモデルであること
     ウキ釣りを中心に、真鯛・シマアジ・中型青物まで対応できる設計。
  • 実売・流通が安定している現行モデル
     初心者でも入手しやすく、長く使えるものを優先。
  • 長さ3.0〜3.5m・2〜4号クラスを中心に選定
     多くの海上釣堀で扱いやすく、失敗しにくいスペック。
  • 極端に尖った釣法専用モデルは除外
     脈釣り専用・ズボ釣り特化など、用途が限定されすぎるものは対象外。
  • メーカー公式仕様・設計意図が明確なもの
     カーボン素材・補強構造・穂先仕様など、性能根拠が確認できるモデル。

この基準を満たしたロッドの中から、
価格帯ごとに「失敗しにくい」「用途が分かりやすい」モデルを厳選しています。

【〜1万円台】海上釣堀ロッド|初心者が最初に選びやすい入門モデル

モデル名長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
大阪漁具|海上釣堀 赤物RX 5号-3003.0251489.54-122-82.1-
プロマリン|ライトレーダーメタル海上釣堀 330H3.32124941-15-0.8-

海上釣堀をこれから始める人にとって、価格を抑えつつ基本性能が揃ったロッドは心強い存在です。
まずは扱いやすさを重視し、ウキ釣りを中心に無理なく使えるモデルを選びましょう。

大阪漁具/OGK|海上釣堀 赤物RX 5号-300

海上釣堀をこれから始める人が、最初に選びやすい入門モデル。
鯛を中心とした赤物狙い用に設計され、扱いやすさを重視した1本です。
ふいの大物にも負けない粘り強いパワーブランクを備え、オールラウンドに扱えます。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3.0251489.54-122-82.1-

ポイント

仕舞寸法の短い中小継仕様のため、持ち運びにも便利です。

プロマリン|ライトレーダーメタル 海上釣堀 330H

リーズナブルながら金属製穂先を搭載した、感度重視のエントリーモデル。
エサの重みなど荷重の変化が伝わりやすく、脈釣りにも対応しやすいロッドです。
操作性とパワーのバランスも良く、真鯛から青物まで幅広く対応できます。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3.32124941-15-0.8-

ポイント

破損に強い金属穂先のため、初心者でも安心して使えます。

【1〜2万円台】海上釣堀ロッドおすすめ|真鯛・青物に対応できる定番価格帯

モデル名長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
ダイワ|シーパラダイス M-300・E3.02204860.5-153-101.414,900
シマノ|シーマーク 海上釣堀 3-3003.0160486.91-103-71.515,000
宇崎日新|プロスペック 海上釣堀 M3303..32054980.5-122-80.8521,800
シマノ|シーリア 海上釣堀 M3503.0165311.61-103-71.031,700
ダイワ|クラブブルーキャビン MH-300•J3.01704890.5-152-81.040,500

海上釣堀ロッドとして最も選ばれているのが、この1〜2万円台の価格帯です。
真鯛の食い込みやすさと青物にも対応できるパワーを両立したモデルが多く、最初の1本から買い替え候補まで幅広く対応できます。

ダイワ|シーパラダイス M-300・E

真鯛から中型青物までしっかり対応できる、ダイワ製海上釣堀ロッドのエントリーモデルです。
樹脂量の少ない高密度なカーボン素材である「HVF」をブランクに採用。
ネジレを抑制する強化構造である「X45」と組み合わせることにより、細身軽量ながらパワフルな使用感に仕上がっています。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3.02204860.5-153-101.414,900

ポイント

パワーとしなやかさのバランスに優れ、初心者からベテランまで使いやすい調子に設計されています。

シマノ|シーマーク 海上釣堀 3-300

シマノ製海上釣堀ロッドのエントリーモデルです。
3号クラスのパワーを備え、胴に乗る設計のため、真鯛から中型青物まで安定したやり取りが可能です。
入門モデルとしては、かなり軽量に仕上げられており、ビギナーでも使いやすくなっています。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3.0160486.91-103-71.515,000

ポイント

脈釣り特化モデルシーマーク ベイトサグリも人気です!

宇崎日新|プロスペック 海上釣堀 M330

脈釣りにも対応できる繊細な穂先に加え、操作性に優れる先調子に設計されたモデルです。
専用テーパーで設計されたカーボンソリッド穂先は、白色の塗装も施されており、目感度も良好。
曲がりこみやすい胴を持つ設計により、マダイから中型青物まで幅広く対応します。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3..32054980.5-122-80.8521,800

ポイント

高品質な国産製ながらリーズナブルなのが魅力。

シマノ|シーリア 海上釣堀 M350

シーマーク海上釣堀の上位モデルにあたる、ハイスペックなロッドです。
ブランクには、カーボンテープを斜めに密巻きする三層構造「スパイラルX」を採用。
さらに「パラボラチューンR」がスムーズな曲がりを支え、快適なやり取りが可能です。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3.0165311.61-103-71.031,700

ポイント

穂先(#1)にはIMガイドも搭載され、トラブルレス性能も高いです。

ダイワ|クラブブルーキャビン MH-300•J

柔軟性に優れるグラス素材比率の高いブランクにより、真鯛から青物まで幅広く対応できるモデルです。
ブランクには高強度素材「HVFナノプラス」を採用し、細身ながら粘りとパワーを確保。
ネジレを抑制する「X45」「Vジョイント」などの強化構造により、魚を暴れさせずにスムーズに浮かせられるロッドです。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3.01704890.5-152-81.040,500

ポイント

繊細なグラスソリッド穂先を搭載しており、脈釣りにも対応できます。

【3万円以上】海上釣堀ロッド|上位モデルで安定感を求める人向け

モデル名長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
ダイワ|クラブブルーキャビン FL MH-300・K3.017031060.5-152-81.4/0.4554,000
ダイワ|ラブブルーキャビン メタルチューン MH-300•Q3.01654900.5-152-80.7558,000
がまかつ|海上釣堀 アルティメイトスペック 誘い万能S 3303.31983115.50-82-81.075,000

操作精度やファイトの安定感を重視するなら、上位クラスのロッドが選択肢になります。
素材や設計にこだわったモデルは、食い込みや粘りに余裕があり、釣果の再現性も高まります。

ダイワ|クラブブルーキャビンFL MH-300•K

2本の穂先を標準装備しており、釣り方や状況に応じて柔軟に使い分けられるロッドです。
最適化されたガイドセッティングと並継仕様により、掛けてから魚を素早く浮かせやすいバランスに設計されています。
振出竿では表現しにくい、並継ならではの粘り強さも大きな特徴です。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3.017031060.5-152-81.4/0.4554,000

ポイント

ウキ釣り用のチューブラー穂先と脈釣り用の超繊細なグラスソリッド穂先を搭載。

ダイワ|クラブブルーキャビン メタルチューン MH-300•Q

ウキ釣りと脈釣り(ズボ釣り)を高次元で使い分けられる、海上釣堀ロッドのフラッグシップモデルです。
細身かつ肉厚に設計されたブランクは粘りを重視した調子に設計され、魚の抵抗を抑えながらスピーディーな取り込みを可能にします。
穂先に「SMT(スーパーメタルトップ)」「タフブライトコート(高視認蛍光塗料)」を採用し、脈釣りで威力を発揮する目感度・手感度も備えています。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3.01654900.5-152-80.7558,000

ポイント

強さと繊細さを両立した万能ロッドです。

がまかつ|海上釣堀 アルティメイトスペック 誘い万能S 330

あらゆる釣法に対応できるよう設計された、並継仕様のハイスペックなスピニングモデルです。
張りを持たせたカーボンソリッド穂先を搭載し、仕掛け操作の精度を向上。
ウキ釣りを軸に、軽い誘いやズボ釣り的な操作まで完全対応できる器用なロッドです。

長さ(m)自重(g)継数(本)仕舞寸法(cm)オモリ負荷(号)適合ハリス(号)先径(mm)定価(円)
3.31983115.50-82-81.075,000

ポイント

「待つ釣り」だけでなく、自分から食わせにいきたい人に向いた1本。


初心者がやりがちな竿選びの失敗

海上釣堀 竿 初心者

海上釣堀の竿選びでつまずく原因は、スペック不足ではなく
「前提のズレ」であることがほとんどです。
ここでは、初心者が特にやりがちな失敗を整理します。


① 長さ・硬さを間違える

海上釣堀では「長ければ有利」「硬ければ安心」と思われがちですが、
実際は 扱いにくさが先に出る ケースが多くなります。

  • 長すぎる → ウキ操作が雑になり、取り込みも不安定
  • 硬すぎる → パワーが強すぎて、口切れやハリス切れに繋がり、バラしやすい

まずは
3.0〜3.3m/2.5〜3号前後 を基準にすることで、大きな失敗を避けられます。


青物基準で選びすぎる

大は小を兼ねる考えで「青物が釣れるから」と、最初から4号以上の強い竿を選ぶのも典型的な失敗です。

  • 真鯛・シマアジに適した細いハリスが使いにくい
  • 軽い仕掛けが扱いにくい
  • 必要以上に重い

青物は時合いが限られる一方、
釣行時間の大半は真鯛・シマアジ狙い になります。
最初の1本は 真鯛基準で考える 方が、釣果は安定します。


③ 釣り方を想定せずに買う

「海上釣堀用」と書かれていても、
ウキ釣り向き・脈釣り向きでは竿の性格が異なります。

  • ウキ釣りメインなのに、先調子すぎる
  • 脈釣り用の繊細な穂先は、ウキ釣りでは使いにくい

初心者の場合は、
まずウキ釣りを軸に考える のが安全です。
脈釣りは、慣れてから専用ロッドを追加する方が無駄がありません。


④ 「専用すぎる竿」を最初に選んでしまう(補足)

最初から
「青物専用」「脈釣り特化」など、用途を絞りすぎると対応幅が狭くなります。

  • 釣り場や放流内容が変わると使いにくい
  • 結局もう1本買い足すことになりがち

初心者のうちは
“万能寄りの1本” → 必要に応じて専用化
この順番が、結果的に失敗が少なくなります。


海上釣堀の竿Q&A

海上釣堀 ウキ釣り 竿

Q1. 初心者の最初の1本は?

A. 3.0〜3.3m/2.5〜3号/胴に乗る調子。ウキ釣り中心なら失敗しにくい。

Q2. 竿の長さは何mがベスト?

A. 3.0〜3.3m。操作性と取り込みのバランスが良い。

Q3. 1本で真鯛と青物は両立できる?

A. 可能。2.5〜3号なら真鯛〜中型青物まで対応しやすい。

Q4. 調子は先調子と胴調子、どっち?

A. ウキ釣り主体なら 胴調子〜本調子。食い込みが良くバラしにくい。

Q5. 安い竿と高い竿の違いは?

A. 疲れにくさと操作性。高価格帯ほど軽さとバランスが向上する。復元力に優れ、スムーズに魚を浮かせやすい。


まとめ|海上釣堀の竿は「用途が9割」

海上釣堀 真鯛 竿

海上釣堀では、特別なテクニックよりも
釣り方と狙う魚に合った竿を選べているかどうかが、釣果を大きく左右します。

ウキ釣りが基本となるため、
・長さは 3.0〜3.3m
・硬さは 2.5〜3号前後
・調子は 胴に乗るタイプ
この条件を満たすロッドであれば、真鯛からシマアジ、状況次第で青物まで安定して対応できます。

高価な竿=必ず釣れる、というわけではありませんが、
価格が上がるほど 軽さ・バランス・粘り が向上し、長時間でも操作しやすくなるのは事実です。
まずは「失敗しにくい基準」を満たす1本を選び、慣れてから用途別にステップアップするのが無駄のない選び方と言えるでしょう。

今回紹介したロッドはいずれも、
海上釣堀という釣りに適した設計・実績のあるモデルばかりです。
自分の釣りスタイルや狙う魚に合わせて、最適な1本を選んでみてください。

▼海上釣堀における基本的なタックルや釣り方は以下

▼海上釣堀リール選び方&おすすめ

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