引き釣りではテンヤと呼ばれるオモリ付きのハリを使用します。
使用するテンヤの号数にはさまざまなものがあり、状況に応じて使い分けることで釣果に繋がります。
本記事では引き釣りに使用するテンヤの号数の選び方やおすすめアイテムなどを紹介します。
テンヤ選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
テンヤの号数について
![引き釣り 号数](https://tfishing.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_0102.jpg)
引き釣りで使うタチウオテンヤには重さを表す号数複数あります。
軽いテンヤと重いテンヤのメリットやデメリットを理解して使い分けてください。
軽いテンヤ(3号程度まで)のメリット
3号以下くらいの軽いテンヤを使用するメリットは
- スローフォールできる
- 喰い込みがいよい
- 表層を探りやすい
などが挙げられます。
スローフォールができる
テンヤが軽いため、沈む速度はゆっくりになります。
タチウオの活性が低く、追いが悪い時はスローフォールが有効なことが多いです。
アタリが少ない時は軽いテンヤにしてゆっくり誘いましょう。
喰い込みがよい
テンヤが軽いため、タチウオが咥え込んだ時に違和感を与えにくく、よく喰い込みます。
深く喰い込めばフッキング率は上がります。
アタリはガツガツとした大きめのアタリになることが多いため、アワセるタイミングも判りやすくヒットに持ち込みやすくなります。
表層が探りやすい
重量が軽いため、テンヤが沈まず表層付近をゆっくりと探ることができます。
活性が高いと浮いてくる個体も多いため、活発なタチウオを狙う場合に有効です。
軽いテンヤ(3号程度まで)のデメリット
デメリットは
- 波風に弱い
- 飛距離がでない
- 深場が攻めにくい
などが挙げられます。
波風に弱い
波風が強いとテンヤが流されコントロールが難しくなります。
アタリも判りにくく、テンヤの安定感も失われます。
強風時や荒れている場合は重たいテンヤを使いましょう。
飛距離がでない
テンヤが軽い分遠投はできません。
遠いポイントでしかアタリがない場合には不利になります。
風が強い場合も大幅に飛距離が落ち効率が悪くなります。
深場が攻めにくい
深いタナにいるタチウオを狙う場合はフォールスピードが遅くなるため、手返しが悪くなります。
沖堤防などは水深が深い場合や足場が高い場合が多く軽いテンヤでは攻めにくいです。
おすすめのテンヤ
![引き釣り おすすめ テンヤ](https://tfishing.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_3587.jpg)
人気のテンヤを厳選して紹介!
釣具屋で勤務していた頃もよく売れていた記憶のある人気アイテムです。
【ダイワ】快適波止タチウオテンヤSS
大阪湾で最も人気のテンヤです。
バリエーションが豊富で他のメーカーにない軽い号数のラインナップがあるのも魅力です。
基本性能は十分、フッ素コートのフックで掛かりもよいので迷ったらコレ!
【ヤマシタ】猛光タチウオテンヤ波止
高輝度発光のテンヤです。
長時間高いアピール力が持続します。
他のテンヤで反応しない場合に試してみてください。
【シマノ】タチウオゲッター
ワイヤーいらずでキビナゴを装着できるキビナゴ専用のテンヤです。
挟むだけで固定できるため、手返しは抜群によくなります。
ドジョウのエサ付けなどが苦手な方におすすめのテンヤです。
便利アイテム
![引き釣り おすすめ](https://tfishing.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_0099.jpg)
テンヤ関連の便利アイテムも紹介しておきます。
あると便利!から必需品に近いものまでありますので、ぜひお試しください。
ケミホタル
![引き釣り ケミホタル](https://tfishing.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_3493.jpg)
リーダーにはケミホタルを付けておくと、夜間でもどの位置にテンヤがあるか把握できるため余計なトラブルを防げます。
集魚効果もあると言われていますが、目印としての役割の方が大きいです。
リーダー部に付けるなら50サイズ、テンヤに装着可能なものは25サイズなどがおすすめ。
フッキング率アップに!
![引き釣り テンヤ トレーラー](https://tfishing.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_0101.jpg)
捕食が下手なタチウオはテンヤになかなか掛からない場合があります。
そんな時はトレーラーフックをセットしてフッキング率をアップさせましょう。
フッキングが悪い場合は試してみてください。
テンヤ収納に!
![タチウオ テンヤ 引き釣り](https://tfishing.net/wp-content/uploads/2020/04/ef3c3523ef76e0a261f54f5d818c9045.jpg)
明邦化学のスリットフォームケースは筆者も愛用中のおすすめテンヤケースです!
スリットでフック部分をきっちり固定。
仕切り部分にはワームやワイヤーをスッキリと収納できますので便利ですよ!
【番外編】ダイワ「タチバマ」を使ってみた!
![ダイワ タチバマ](https://tfishing.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_3378.jpg)
テンヤを複数付け泳がせる脅威のアピール力を持ったリグ「タチバマ」を使ってみました。
使い方はテンヤを同じく投げて巻くだけですが、テンヤ複数付けると重量がかなりあるため、ショアジギングロッドなど硬めのロッドの使用をおすすめします。
釣果に関しては意外と釣れます!が、重量があって使い辛いかなっといった印象でした。
![tsuki](https://tfishing.net/wp-content/uploads/2020/04/6326a09ace498e351c871d8c2d3f698f-1.jpg)
有効性はいまいち不明でしたが、普通に釣れました。
絵面としては面白いので、興味がある方は試してみてね!っと言ったレベルでめっちゃおすすめって訳でもないです。笑
テンヤが一番釣れる!?
![](https://tfishing.net/wp-content/uploads/2020/08/IMG_0379.jpg)
ウキ釣りより手返しがよく、ルアー釣りよりナチュラルに喰わせられる引き釣りの実績はとても高いです。
他の釣りよりオールラウンドに釣れるシーンがあるため、タチウオを釣りたい方はまず釣り場に適切なテンヤを選び引き釣りから始めてみてください。
引き釣りに必要なその他の道具や釣り方については別の記事で紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてください↓
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