タイラバは手軽にタイが狙える釣り方で近年人気が高まっています。
ベイトリールを使用するのが一般的で、釣果を上げるにはタイラバに適したリールを選ぶのが重要です。
本記事では元釣具屋の筆者がタイラバに適したリールの選び方と厳選したおすすめのリールを紹介します。
リール選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
タイラバに適したリールの選び方
タイラバにリールを選ぶ際は
- リールサイズ（糸巻き量）
- 自重
- ギア比
- カウンターの有無
- ハンドル
以上5つのポイントを確認しておきましょう。
リールサイズ（糸巻き量）
リールのサイズはPEの0.8号-200m巻き取り可能なサイズが適しています。
ダイワでもシマノでも100番程度のベイトリールがおすすめです。
リールサイズは上記より大きくても問題ありませんが、大き過ぎると持ち重りを感じ、腕の負担も増えます。
自重
一日手持ちで巻き続ける釣りですので、できるだけ軽いリールがおすすめです。
慣れていないうちは軽量設計のモデルを選びましょう。
自重が重いものは剛性が高いものが多く、やりとり時の安心感もあるため、体力に自信がある方は重量があり剛性の高いモデルを選ぶのもおすすめです。
ギア比
ギア比はパワーギア（PG）モデルがタイラバにおすすめです。
トルクがあるのと1回転あたりの巻き取り量が少ないため、ゆっくり丁寧に巻きやすいメリットがあります。
特に慣れていない方は釣れなくて集中力が切れている状況下では、ギア比の高いリールを使っていると無意識のうちに速巻きで雑な釣りになるため、余計に釣れないパターンにハマってしまいがちです。
カウンターの有無
カウンターは必須ではありませんが、あった方がよいです。
水深が判るのと専用モデルなら巻き速度も表示してくれるものもあるため、ヒットパターンの再現性が高まるメリットがあります。
ラインの放出具合と実際の水深とのギャップでタイラバがどの位置にあるか、どれくらい流れているかを把握できるのもメリットです。
ハンドル
ハンドルはダブルハンドルモデルのものがおすすめです。
重量のバランスがよく、一定の速度で丁寧に巻くアプローチがしやすくなります。
深場や大鯛狙いではパワフルな巻き取りができるシングルハンドルモデルもおすすめです。
タイラバおすすめリール7選
タイラバに適したおすすめのリールを厳選しました。
筆者が釣具店に勤務していた頃はリールの仕入れも担当してましたので、その辺のまとめ記事などよりは信用してもらって大丈夫ですよ。笑
【シマノ】炎月 BB 100PG/101PG
タイラバ専用設計のベイトリールです。
軽量ながら剛性に優れ、ドラグ性能がよくバラしも軽減。
リーズナブルで入門におすすめです。
| 自重 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 巻き取り長さ | 糸巻き量 | 参考価格 |
| 185g | 5.5 | 5.5kg | 59cm | PE1号-200m | 10,000円 |
【ダイワ】紅牙 X IC
リーズナブルなカウンター付きリールです。
スーパーメタルフレームが採用され、巻き取り時のたわみが少なく安定感のあるやりとりを実現。
入力可能なPEラインが決まっている点に注意が必要です。（0.8号/1号/1.5号/2号）
| 自重 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 巻き取り長さ | 糸巻き量 | 参考価格 |
| 240g | 4.9 | 5kg | 54cm | PE1号-200m | 9,000円 |
【シマノ】炎月 CT 150PG/151PG
タイラバ専用設計のカウンター付きモデルです。
フォールレバーが搭載され、フォール速度の調節ができます。
ドラグサウンド機能付き、フォールスピードと巻き速度もカウンターに表示されるため、かなり便利なリールです。
| 自重 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 巻き取り長さ | 糸巻き量 | 参考価格 |
| 250g | 5.8 | 6kg | 58cm | PE0.8号-400m | 22,000円 |
【ダイワ】紅牙 IC 100P-RM/100PL-RM
軽量で剛性も優れるカウンター付きリールです。
ATD（オートマチックドラグシステム）が搭載され、スムーズにドラグが出るため、急な突っ込みによるラインブレイクを軽減。
ドラグ引き出しクリックが採用され、やりとり時に発生するドラグ音でドラグ調整の判断がしやすくなっています。
| 自重 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 巻き取り長さ | 糸巻き量 | 参考価格 |
| 210g | 4.9 | 5kg | 52cm | PE1号-200m | 21,000円 |
【シマノ】炎月 プレミアム 150PG/151PG
フォールレバーが搭載されたタイラバ専用カウンター付きベイトリールです。
精度の高いマイクロモジュールギアが採用され、シルキーな巻き心地と高い強度を実現。
防水機構のXプロテクトや特殊表面処理が施されたピニオンギアが採用され、耐久性も優れています。
| 自重 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 巻き取り長さ | 糸巻き量 | 参考価格 |
| 250g | 5.8 | 6kg | 58cm | PE0.8号-400m | 21,000円 |
【ダイワ】紅牙 TW ハイパーカスタム 4.9R-RM/4.9L-RM
高性能なタイラバ専用ベイトリールです。
ピニオンギアにマグシールドボールベアリングが搭載され、高い回転性能を長期間維持。
軽量なザイオンボディ、ライン放出性能の高いTWS、スムーズなATDなども搭載され、かなり高性能なリールに仕上がっています。
| 自重 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 巻き取り長さ | 糸巻き量 | 参考価格 |
| 185g | 4.9 | 5kg | 52cm | PE1号-200m | 55,000円 |
【シマノ】オシアコンクエスト 200PG/201PG
金色のメタルボディが特徴のオフショア用本格ベイトリールです。
剛性の高い金属製のハガネボディ、ドライブギア、高耐久クラッチが採用され、剛性・耐久性は抜群。
マイクロモジュールギアも採用され、ボディの剛性と相まって他のベイトリールの追随を許さないほどシルキーな巻き感になっています。
| 自重 | ギア比 | 最大ドラグ力 | 巻き取り長さ | 糸巻き量 | 参考価格 |
| 275g | 4.8 | 6kg | 60cm | PE2号-200m | 55,000円 |
適切なリールで丁寧な誘いをしよう！
タイラバのリールはパワーギアモデルで、できるだけ剛性が高く軽量、ドラグ性能が優れているものがおすすめです。
丁寧な巻きで誘えて、やりとり時の安定感もあり、持ち重りやラインブレイクが軽減できますので、予算を考慮しながらぜひ自分に合ったリールを見つけてください。
タイラバに必要なリール以外のアイテムや釣り方などは別の記事でまとめていますので以下もぜひ参考にしてください↓
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