フォースマスター400は、2013年にシマノから発売された、小型軽量の電動リールです。
持ち重りが少なく、操作性がに優れており、船の小物釣り全般で大活躍します。
廃番となった現在も高い評価を受けており、中古市場で高値が付いているケースも。
本記事では、現在も愛用しているフォースマスター401の印象を紹介しますので、中古品など購入を検討されている方は参考にしてください。
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廃番ですが紹介します...。
ロングセラーモデルでしたが、発売から10年以上経った現在は流石に廃番となりました。
後継機種はフォースマスター200なのですが、ラインキャパが少なく釣りモノが限られているのが現状。
ダイアルからタッチドライブへの変更もイマイチで、その他軽量電動リールの選択肢もありません。
今の401が壊れたら中古でも欲しいと思うくらい気に入っているので、廃番ですが、スペックや使用感などを紹介していきます!
【シマノ】フォースマスター400/401のスペック
品番 | 自重(g) | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 巻取り長さ(cm) | PE糸巻量(号-m) | 定価(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
400/401 | 385 | 5.1 | 5 | 53 | 2-200 | 71,400 |
400DH/401DH | 390 | 5.1 | 5 | 53 | 2-200 | 71,400 |
フォースマスター401の購入動機
大阪湾タチウオテンヤにて、知人にフォースマスター400を借りたのが始まりです。
電動リールながら片手で楽々操作でき、フッキングもガンガン決まる操作性に感動。
タチウオテンヤだけでなく、小物釣りも幅広くするため、購入を即決意。
筆者は左巻きのため、401を買いました。
フォースマスター400/401の特徴
フォースマスター400のスペック的な特徴を解説します。
コンパクトでも強いパワフルモーター
カタログスペックから、シマノ巻上力は20kg、実用巻上持久力は4.2kgです。
同メーカーのプレイズ600はシマノ巻上力15kg、実用巻上持久力は3kgなので、比較すると巻き上げ力は高くなっています。
ワンランク小さいボディながら、ワンランク上の巻き上げ力を備えている点は魅力です。
ちなみに後継機種のフォースマスター200はシマノ巻上力27kg、実用巻上持久力は3kgとなっています。
軽量なCI4+ボディ
ボディは、シマノ独自の軽量カーボン樹脂素材であるCI4+を採用されています。
自重385gと電動リールの中でも圧倒的に軽量に仕上がっており、操作性は抜群で、1日手持ちでする釣りや誘いの多い釣りにはかなりおすすめ。
同メーカーのプレイズ600は475g、ダイワ最小番手のシーボーグ200Jで490g、レオブリッツ200Jで485gと他リールと比較しても自重は抜群に軽いです。
後継機種のフォースマスター200は385gと同等の軽さですが、ラインキャパが少ない点がネック。
スマートダイヤル・スマートクラッチで操作楽々
親指で簡単操作できるスマートダイヤルのおかげで、巻き上げが片手で可能です。
クラッチも親指でON/OFFできるスマートクラッチ採用により、ほとんどのリール操作が片手できます。
ボディ自体もコンパクトですので、手の小さな方でも扱いやすいです。
フォースマスター400(401)をインプレ
フォースマスター401を実際に使用してみた印象をお届けします。
大阪湾のタチウオテンヤを中心にその他さまざまな釣りに使用、あれこれ使って5年目。
1度致命的なモーター故障がありましたが、それ以外はトラブルなく使えてます。
手巻きリール並みの操作性
自重385gによる圧倒的な軽さにより、片手の操作が楽にできます。
オシアジガーの1500サイズが405gなので、手巻きリール並みに軽いです。
タチウオテンヤの速掛けなどレスポンスが重要な釣りに対して、タックルを軽量化できる点で重宝します。
ダイアルが使いやすい
片手、親指で操作可能なスマートダイヤルが使い勝手抜群。
直感的に操作でき、速度調整もしやすいです。
クラッチも片手でオンオフできるため、仕掛けの投入から巻き上げまで、ずっと片手で操作ができます。
小型ながらパワーは十分!
メーターオーバーのタチウオとも問題なくやりとりできるパワー感です。
突っ込まれた際は若干モーターが止められることもありましたが、ズルズルと巻き上げて、危なげなくキャッチ。
感覚的には、中型青物程度(〜60cmのハマチ)までは対応できそうです。
フォースマスター400と好相性な釣り
筆者がフォースマスター400を使った釣りを使用環境とともにざっと紹介します。
最も使用しているのは、40〜50号を使用する大阪湾のタチウオテンヤです。
軽さと操作性によって、高適性なのは間違いなく、中紀方面のテンビンタチウオなども使えます。
同じく大阪湾のアジ釣りにも最適。
30〜50号程度のオモリを使用、1日手持ちでアタリを待つ釣りなので、軽い電動リールとして活躍します。
50号になってくると手巻きで回収が割としんどいので、楽に回収できる点も便利。
30〜60号程度のオモリを使用する船メバルにも適しています。
泉南や明石、鳴門、鳥羽などさまざまなエリアに対応。
メバルくらいなら連掛でも十分巻き上げてこれるパワーはありますよ。
30号オモリを使用する瀬戸内のタイサビキや和歌山加太のタカ仕掛も使えます。
電動でゆっくり等速に巻き上げられるため、違和感の少ない誘いが可能です。
電動等速巻きという点では、タイラバ(ディープタイラバ)も対応できます。
日本海など60〜80号程度のオモリを使った天秤のアマダイ釣りもOK。
誘いが多い釣りですので、軽量なフォースマスターは大活躍できます。
似たような天秤仕掛けを使う、日本海のオニカサゴ釣りでも使えます。
オモリは80号、水深100m程度までなら対応できるでしょう。
和歌山中紀方面のイサキ釣りなども楽しめます。
オモリは100〜120号と重めですが、イサキ自体は引きが強くないため、十分対応可能。
たまに外道で来る青物などが掛かるとかなりしんどいですが...。
ヒラメやアコウなど、根魚中心のライトな落とし込みやのませ釣りもできます。
大阪湾や日本海で多い、オモリ30〜60号を使用する、浅場のライトスタイルに対応。
大きい青物が少ないエリアなら十分遊べます。
フォースマスター401の使用感まとめ
傑作リールかも。廃番が残念過ぎる...。
PE2号200mのラインキャパと扱いやすいスマートダイヤルは、フォースマスター200にはない魅力です。
フォースマスター600やシーボーグ200も汎用性はありますが、小物釣りにはオーバースペックで若干重いのがネック。
非常に良いリールだったので、廃番が残念。
気になる方は、オークションやフリマサイトなどネットの中古市場もチェックしてみてください。
後継機種のフォースマスター200
フォースマスターと同クラスの重量、巻き上げパワーも向上しています。
しかし、PE1.5号-150mという使用用途が限られるラインキャパが超ネック。
ただ、細糸しか巻かないという方には、選択肢としてアリですね。
こちらもチェックしてみてください。
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