アジング 波止釣り 釣り

【2025年版】冬のアジング完全攻略|釣り方・ポイント・タックルまで徹底解説

「冬でもアジングは成立するの?」
「寒い時期のアジの居場所が分からない…」

そう感じる人は多いですが、結論から言うと、冬アジングはポイントとレンジが分かれば十分釣れます。むしろ大型が出やすい時期です。

本記事では、

  • 冬のアジングで釣れるアジの特徴
  • 冬にアジがいる場所/狙うべき時間帯
  • 冬のアジングに最適なタックル
  • 釣果が伸びるワーム・ジグヘッドの選び方
  • 具体的な釣り方
  • 釣れない原因と対策

寒い時期にアジングでアジを釣りたい方は、ぜひ参考にしてください!

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この記事を書いた人

tsuki

当ブログにお越し頂きありがとうございます!Tsukiと申します。

筆者の経歴・実績

  • 関西の釣具店に約4年勤務
  • 釣具店から転職後、ライター/ブロガーとして独立
  • ライター業の傍ら、現在は京都の某釣具店でアルバイト勤務
  • 某釣りメディアにて400記事以上の執筆
  • 釣具メーカーサイトのコンテンツ作成、インスタ運用代行 など

釣り方の理解と適切な道具選びが魚を釣る近道です。

当ブログでは、日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。

リアルに基づいて解説していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ!笑

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■ 冬アジングはポイント選びが大事!

アジング

冬は海水温が急激に下がるため、多くの回遊アジは深い沖へ移動します。

しかし一部のアジは 、水温が安定する港内や深場に移動する群れも多いです。

冬のアジは、

  • 群れの移動が少ない(居着く)
  • 深いレンジに溜まりやすい
  • 体力を温存するため動きが遅い
  • 食うタイミングが短い

日中は厳しく、夜〜朝にチャンスが集中するのが冬のアジング最大の特徴です。


■ 冬アジングが成立するポイント|“深場”+“常夜灯”が鉄板

アジング ポイント

冬のアジは「水温が安定した場所」に集まるため、以下の条件を満たす場所を選ぶのが最重要です。


● 1. 水深のある堤防・港(深場)

冬は水温が安定する5〜10m以上の水深がある場所が有利です。

  • 外向きの堤防
  • フェリー乗り場
  • 船道
  • 大型港湾

深場に隣接した堤防は、冬アジングの一級ポイントです。


● 2. 常夜灯(冬アジング最強スポット)

常夜灯はベイト(プランクトン)を集めるため、アジが寄る確率が最も高いです。

  • 常夜灯の明暗部
  • 岸壁沿いの影
  • 光が落ちる「境界ライン」

特に光の境目を通すだけで釣果が段違いになります。


● 3. 風裏

軽い仕掛けを使うアジングで「風」は天敵。特に冬は安全の観点から風裏が必須です。

  • 追い風
  • 風を背負う堤防
  • 内向きの港

風裏はラインコントロールがしやすいので、初心者でも釣りやすくなります。


● 4. 潮通しの良い場所

冬場は餌が少ないため、プランクトンが流れる場所にアジが集まりやすいです。

  • 堤防の角
  • 係留船の隙間
  • 港湾の入り口

「角」は潮が当たりやすい鉄板スポットなので、空いていれば必ずチェックしましょう。


■ 冬アジングに最適な時間帯|“夜〜朝マズメ”だけがチャンス

アジング 時間帯

冬のアジングは、時間帯で釣果がほぼ決まるといっても良いほど重要です。


● ● 1. 最も釣れる:日没後〜2時間

常夜灯点灯 → ベイト出現 → アジ接岸
という“冬アジングの黄金パターン”。


● ● 2. 次に釣れる:朝マズメ

夜ほどの爆発力はありませんが、チャンスは十分あります。


● ● 3. 釣れない:日中

アジはほぼ底から動かないため、日中の釣果は激減。

冬のアジングは「夜に釣る釣り」と覚えておきましょう。


■ 冬アジングのタックルセット【2025年最新版】

アジングタックル

冬は風が強いため、アジングタックルの“軽さと感度”が重要になります。


● アジング専用ロッド(0.5〜8g対応)

長さ5ft後半〜6ft程度、軽量なアジング専用ロッドを選びましょう。

0.5〜8g程度までのルアーが扱いやすいスペックなら問題ありません。

穂先はソリッドティップのモデルがアタリが判りやすく、ジグヘッドなどの操作感も得やすいです。


● リール(1000〜2000番)

スピニングリールの2000番台が最適です。

ギア比は何でも問題ありませんが、アジングのアクションにおいては、パワーギアが適しています。

操作性や感度も重視したいので、できるだけ軽量なものを選んでください。


● ラインは0.2〜0.4号がおすすめ

  • メイン:エステルライン(0.3号)
     → 冬アジング最強、感度抜群。
  • リーダー:フロロ0.8号

冬のアジはアタリが小さいため、エステルの感度が大きく差を生みます。


■ 冬アジングで絶対に持っておくべきルアーと重さ

シチュエーション重さ
無風・表層0.8g
微風・中層1.0〜1.3g
深場・ボトム1.5〜2.0g

冬は深いレンジを攻めるため、ジグヘッドの重さ選びが釣果に直結します。


● ● ジグヘッドのおすすめ重さ

冬は “軽さ=正義”が通用しない時期
1.5〜2gの重めを使うことで、アジのいるレンジに素早く届けやすくなります。


● ● ワームのおすすめ(冬はシルエット小さめが強い)

  • ストレート系(1.8〜2.0インチ)
  • ピンテール(吸い込みやすい)

色は以下が鉄板:

  • クリア系
  • クリア+ラメ
  • グロー(光量が少ない時)

「クリア」と「グロー」の2種類を持っていれば冬は十分です。


■ 冬アジングの釣り方|3つ覚えればOK

アジング 釣り方

冬アジは動きが遅いため、アクションを入れすぎると逆効果。
以下の3つの基本を押さえれば釣果が安定します。


● 1. スローリトリーブ

冬アジングの8割はこれでOK。

  • 着水
  • カウントダウン(レンジを合わせる)
  • ゆっくりただ巻き

とにかく 「ゆっくり」 が正解です。


● 2. ボトムステイ(底放置)

冬アジが底に固まっている場合に有効。

  • 着底 → 5〜10秒ステイ
  • ゆっくり巻く

ライトゲーム最強テクのひとつ。


● 3. フォールの釣り

リアクション要素が強く、寒い時期でも効果的。

  • 上層→中層→下層へ落とす
  • フォール中のアタリを取る

エステルラインならフォール中のバイトも分かりやすいです。


■ 冬アジングで“釣れない時”の原因と対処法

アジング 釣れない

釣れないときは、原因が明確です。


● 原因1:表層だけを狙っている

カウントを取り、必ず中層〜ボトムまで探る。

アジは基本底にいます。


● 原因2:ジグヘッドが軽すぎる

1.5〜2gに変更するだけで釣れる。

無理に軽いジグヘッドを使う必要はありません。まずは魚のいる層にしっかりルアーを届けてやることが大事です。


● 原因3:常夜灯の“明暗”を通していない

→ 光の境目は冬アジング最強スポット。

常夜灯の真下ばかり狙っていませんか?笑


● 原因4:風が強い

→ 風裏に移動する。

ラインが風に取られたらアタリは取れません。


■ 冬アジングまとめ|アジの習性を理解すれば釣果は伸びる

冬 アジング

冬アジングで最も重要なのは、

  • 深場
  • 常夜灯
  • 明暗
  • 夜〜朝マズメ
  • 1.5〜2gのジグヘッド
  • スローリトリーブ

この6つを押さえること。

冬のアジは手強いですが、パターンを掴めば確実に釣果が出せるシーズンです。
特に大型の尺アジが出ることも多く、実は一年で最も“夢がある”アジング時期とも言えます。

ぜひこの記事を参考に、冬アジングで最高の一本を手にしてください。

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