トンジギは、ビンチョウマグロをジギングで手軽に狙えることから、近年人気の高まっている釣りです。
水深50〜200m程度を風と潮に任せて船を流していくドテラ流しで狙うのが基本のスタイル。
中層付近を素早く回遊するビンチョウマグロに対し、しっかりアピールできるジグが必要です。
本記事では、トンジギに適したジグの選び方やフックセッティング、実績の高いおすすめジグを紹介します。
※本ページはアフィリエイト広告を利用しています
この記事を書いた人
当ブログにお越し頂きありがとうございます！Tsukiと申します。
魚を釣るには、まず釣り方を理解して、適切な道具を選ぶのが近道です。
当ブログでは、日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。
実際の使用感やお客様・業界人の口コミなど、リアルに基づいて選定していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ！笑
お問い合わせやタックル相談などはSNSのDMなどでも受け付けてますので、お気軽にどうぞ。
判る範囲でお答えします↓
トンジギのジグは何でも良い！？
ビンチョウマグロは、広い水深を速いスピードで回遊している魚です。
そのため、ジグをゆっくり観察して食べるようなことは、ほぼ無いといえます。
群れに上手く当てることさえできれば、ジグは何でも良いとも言えますが、実はそうでもなかったり...。
トンジギに求められる要素を満たしたジグを選ぶことが釣果への近道です。
トンジギに適したジグの選び方
トンジギのジグを選ぶ際は、
以上3つのポイントを確認しましょう。
いつ来るか判らない回遊に対して、できるだけ楽に誘い続けられて、常にしっかりとアピールできるジグが必要です。
重さは300〜400gを基準に
水深50〜150m程度までを回遊するビンチョウマグロの層に到達させるため、300〜400gと水深に対して少し重めのジグを使います。
風や流れが強い場合は500g以上が必要な場合もありますが、一般的な成人男性でも1日誘い続けるには、かなりハードな重さです。
誘い続けることを考慮すると300〜400gまでがベストでしょう。
風や流れがない場合は、300g以下の軽いウエイトが有効なこともあります。
実績のあるカラー
カラーは、シルバー系の実績が高いです。
発光によるアピールができるグローやケイムラなどの要素があるものがベター。
とはいえ、カラーをじっくり見てるワケではないので、シルバー以外のカラーでも普通に釣れます。
強いて言うなら、シルバー(+グロー/ケイムラ)系の実績が高いというだけです。
形状はセミロングが定番
引き抵抗が少ない、セミロング〜ロング系を選びましょう。
スライド幅も大きく広範囲にアピールできるのもメリット。
ショート系のジグもフォールによるアピール力は高いですが、引き抵抗やフォールスピード面を考慮するとあまりおすすめではありません。
トンジギにおけるジグのフックセッティング
フロントとリアの両方にフックをセッティングします。
高活性の場合は、どちらか片方でも問題ありません。
両方に付けた場合は、スレ掛かりにような状態になるケースもあるので、良型が釣れる状況では注意が必要です。
アシストラインの長さ
アシストラインの長さは、ジグの1/3程度の長さを基準にフロントとリア共に同じ長さにします。
ジグの長さによりますが、4〜6cm程度を使うことが多いです。
ジグのアクションや流れによって、ラインに絡むことが多い場合は、リアを短めにするのもおすすめ。
フックサイズ
| メーカー | フック | サイズ |
|---|---|---|
| オーナー(カルティバ) | ブルーチェイサー | 9/0前後 |
| カツイチ(デコイ) | パイク | 4/0前後 |
| ステキ針 | 幻アシスト | 4/0前後 |
| ささめ針(シャウト) | ヘビースパーク | 2/0前後 |
| ヴァンフック | ジゲングリッピー | 6/0前後 |
太軸のシングルフックを選びましょう。
適正サイズは、メーカーやフックの種類によって、バラバラです。
上記表は、トンジギで人気のフックと適した番手をまとめていますので、参考にしてください。
ブリクラスに曲げられないような強度があれば問題ありません。
接続はスイベル+スプリットリング
マグロは旋回しながら上がってくるため、ラインとの接続は糸ヨレが軽減できるスイベルを使いましょう。
スイベルのサイズはメーカーによってバラバラですが、おおよそ#4〜#6程度を目安にしてください。
スプリットリングには特殊SUS鋼材など、強度の高い素材が採用されているものを選びましょう。
リングのサイズもメーカーにもよってバラバラですが、#6〜#8程度(カルティバウルトラワイヤー参照)、150lb以上の強度を基準にしてください。
大きめプライヤーが必須
強度のあるスプリットリングを開くために、パワーのあるプライヤーが必要です。
小型のプライヤーでは交換できない場合もあるので、注意してください。
トンジギおすすめジグ
トンジギで高実績なおすすめジグをピックアップしました。
ぜひ、ジグ選びの参考にしてください。
【ウロコ】ウロコジグ オリジナル
トンジギでの実績No.1ともいえるジグです。
テール部に設けられたキールにより、誰でも簡単にジグを横に向けてフォールアピールができます。
引き抵抗も少なく扱いやすさは抜群、上げでも下げでも使えるジグです。
ポイント
トンジギだけでなく、スロージギングなどでも使えます。
【タナジグ】あいや〜ロング
ウロコジグと1・2を争う、トンジギ人気実績ジグです。
引き重りの少ない形状になっており、水抜けに優れます。
ロングスライドしてくれるので、アピール力も高いです。
ポイント
トンジギなどドテラ流しに最適なジグです。(バーチカルではちょっと使いにくいですが、トンジギには関係なし)
【ディープライナー】スパイV 300g
何でも釣れる汎用性抜群のスロージグです。
上げでも使えますが、適度な浮遊感によるフォールアピールが得意。
個人の感覚的なところはありますが、ウロコジグやあいや〜ロングに比べると引き抵抗は重め、フォールスピードも遅めです。
ポイント
個人的にどのジギングでも実績の高い信頼度MAXのジグです。トンボはもちろん、キハダも釣れました。
【クレイジーオーシャン】トンボジグ
トンジギ専用に設計されたジグです。
フォールスピードとアクション、引き抵抗、アピール力のバランスを追求。
さまざまなアクションに対応できる汎用性も備えています。
ポイント
三重沖でテストを重ね、開発されています。
【ダイワ】ソルティガ TBジグ トンジギカスタム
引き抵抗の軽さと滞空時間の長いフラッシングフォールを追求した、トンジギ専用ジグです。
薄型ロングボディとサイドスライドキールによって、レスポンスを向上。
魚皮を研究したホログラムも採用されており、フラッシングでの強いアピールができるジグです。
ポイント
他ジグと比較してもリーズナブルな価格設定が魅力。
【シマノ】オシア スティンガーバタフライ イージーペブル
ハイピッチからスローピッチまで使える汎用性抜群のジグです。
尖った性能はありませんが、誰が使っても扱いやすいアクション設計になっています。
リーズナブルなので、初心者の方に非常におすすめです。
ポイント
面構成ボディになっており、ペブルスティックよりアピール力が高いです。
ジグの収納ケース
長さがあり、収納に困るトンジギのジグ...。
おすすめのジグケースをピックアップしました。
【パズデザイン】ウォッシャブルメッシュケース L
メッシュ仕様のケースです。
丸洗いできて、そのまま乾燥させられるのが便利。
強度もそこそこあり、重いジグをたくさん入れても潰れにくいです。
【オーナー】巻き巻きジグケース LL
ロールバッグタイプのジグケースです。
ネオプレン製かつジグを個別に収納できるため、しっかりと保護できます。
コンパクトに収納できるのも魅力です。
引き抵抗が少ないジグがおすすめ
重さは300〜400g程度、シルバーカラー、セミロングからロング形状のジグがおすすめ。
できるだけ引き抵抗の少ないジグが、1日誘い続けるのに有利です。
ジグ以外のトンジギに必要なアイテムや基本的な釣り方は、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください↓
楽天市場やYahooショッピングも、買い周りやクーポンなどタイミングによってはお得ですが、常時安いのは基本Amazonですね。
プライム会員になってない方は、初月無料で好きなタイミングで解約できるので、一度試されてみては？
日本ブログ村ランキングに参加しています。
以下のバナークリックで応援お願いします！
