タチウオジギングに適したリールの選び方とおすすめ機種9選を紹介！

タチウオジギングは、手軽なタックルでも十分楽しめる釣りです。

専用リールはほとんどなく、さまざまなリールが使えますが、リール選びを間違えると釣果にも影響を与えます。

より快適にタチウオジギングを楽しむために、適切なスペックのリールを選びましょう。

本記事では、タチウオジギングに適したリールの選び方とおすすめリールを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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タチウオジギングはベイトリールが有利

タチウオジギングを楽しむには、ベイトリールが最適です。

フォールでのアタリが多くあるタチウオジギングでは、フォールのアタリがとりやすいベイトリールが有利といえます。

また、垂直方向に上下を繰り返すバーチカルジギングが基本ですので、クラッチ操作によりスピーディーに上げ下げができる点もメリット。

構造上、巻き上げ力に優れているのも特徴で、タチウオジギングにおいてはスピニングリールより有利な点が多いです。

タチウオジギングに適したリールの選び方

タチウオジギングのリール選びは、

以上の2点をよく確認しておきましょう。

リールサイズ(番手・糸巻量)

リールのサイズは、ダイワシマノともに100〜300番程度のリールであれば、ほぼ問題ありません。

最低、PEライン0.8〜1号を200m巻き取れる糸巻量があれば、釣りはできます。

タチウオジギング以外での用途がある場合は、その釣りとのバランスと考えて選んでも良いでしょう。

ギア比はハイギアがおすすめ

ハンドル1回転あたりの巻き取り量を表すギア比に関しては、巻き取り量の多いハイギアがおすすめです。

巻き取りが素早くできるため、糸フケが素早く回収できるため、速いフッキングができます。

糸フケとミスバイトによって、PEが切れるといったリスクも軽減しやすいです。

もちろん、ハイギア以外のパワーギアやノーマルギアでも釣りは十分にできますので、他の釣りと兼用するなどバランスを考慮して選んでも問題ありません。

ハンドル

ハンドルは、ダブルハンドルでもシングルハンドルでも、好みで選んで構いません。

ダブルハンドルは、操作性に優れ、細かいピッチで誘いやすいのが特徴です。

シングルハンドルは、力を入れて巻きやすいため、深場で重いジグを操作する際に楽なメリットがあります。

カウンター機能は必須!?

ベイトリールの中でも、カウンター機能が搭載されているものを選ぶこと推奨します。

タチウオジギングは、ヒットレンジを把握しておくことが釣果に繋がりやすいため、水深が素早く把握できるカウンター機能が有利です。

PEラインのカラーマーキングでも水深を把握することはできますが、集中して常にラインを見続けておく必要があります。

電動リールは？

電動リールを使ったタチウオジギングもできますが、操作の負荷＜回収の負荷な状況でないと、使用するメリットは大きくありません。

タックル自体がかなり重たくなるため、アクションを続ける上でそれなりに体力を使い、感度も落としてしまいます。

水深50m以下の浅場で150g程度までのジグなら、回収はそこまでしんどくないので、手巻きタックルで十分でしょう。

水深100m以上かつ200g以上のジグを操作する状況などになってくると、電動リールを使用する価値も出てきます。

タチウオジギングおすすめリール9選

タチウオジギングに適したベイトリールを集めました。

筆者が実際に購入して使用しているものや知人からのレンタル、店頭で触ったなど経験に基づいてピックアップしています。

その辺のまとめ記事などより信用頂けるかと思いますので、ぜひリール選びの参考にしてください。

【シマノ】バルケッタBB 150DH-HG/151DH-HG

シマノ製カウンターリールのエントリーモデルです。

ハンドルノブが大きめで握りこみやすくなっています。

リーズナブルながら自分で電池交換ができ、カウンターの精度も高いです。

自重(g)	ギア比	最大ドラグ力(kg)	巻取り長さ(cm)	PE糸巻量(号-m)	定価(円)
220	7.0	5	70	1.5-200	17,200

【アブガルシア】MAX DLC H/H-L

アブガルシア製のリーズナブルなカウンターリールです。

カウンターの画面が大きく、表示が見やすい点が便利。

カーボンドラグワッシャーにより、ドラグの滑り出しはスムーズになっており、ドラグ音機能によりドラグの設定の強弱も判りやすいです。

自重(g)	ギア比	最大ドラグ力(kg)	巻取り長さ(cm)	PE糸巻量(号-m)	定価(円)
220	7.0	5	73	1.5-200	16,200

【シマノ】グラップラー 300HG/301HG

アルミボディが採用され、剛性と耐久性に優れるジギングリールです。

精密なマイクロモジュールギアが搭載されており、強く滑らかな巻心地を実現。

カウンターは搭載されていませんが、青物のライトジギングやディープタイラバ、各種船釣りに使いやすい汎用性の高さが魅力です。

自重(g)	ギア比	最大ドラグ力(kg)	巻取り長さ(cm)	PE糸巻量(号-m)	定価(円)
325	6.2	7	84	2-380	37,000

【ダイワ】ティエラA 150H-DH/150HL-DH

アルミボディを採用した高剛性カウンターリールです。

ダイワの新設計思想であるハイパードライブデザインが採用されており、巻き上げ効率や静粛性、耐久性が従来のベイトリールより大幅に向上しています。

ハイギアモデルに搭載されているハンドルは、130mmとカスタムハンドル並みのロングハンドル仕様であるのもポイントです。

自重(g)	ギア比	最大ドラグ力(kg)	巻取り長さ(cm)	PE糸巻量(号-m)	定価(円)
230	7.1	5	80	1-400	39,800

【シマノ】グラップラーCT 150XG/151XG

フォールスピードのコントロールが容易にできるフォールレバーが搭載されたカウンターリールです。

フォールスピードを表示する機能も搭載され、フォールによるアプローチがしやすくなっています。

レベルワインド連動機能によって、フォールやドラグ動作もスムーズです。

自重(g)	ギア比	最大ドラグ力(kg)	巻取り長さ(cm)	PE糸巻量(号-m)	定価(円)
255	8.1	5.0	81	1.5-200	31,000

【ダイワ】ティエラLJ 200H/200HL

ドラグ性能と巻き上げ性能を向上したライトジギング向けカウンターリールです。

ドラグ構造を変え、電子ドラグサウンドを採用したことにより、より滑らかにドラグが作動します。

上位機種のソルティガICを踏襲した設計とロングクランクハンドルにより、丸型リール並みの巻き上げ性能になっており、深場の攻略も楽にできるリールです。

自重(g)	ギア比	最大ドラグ力(kg)	巻取り長さ(cm)	PE糸巻量(号-m)	定価(円)
370	7.3	10	91	2-400	54,500

【シマノ】オシアコンクエスト 200HG/201HG

耐久性に優れ、高機能なシマノ製ベイトリールの最上位機種です。

回転抵抗を大幅に低減するインフィニティドライブが採用され、圧倒的に滑らかな巻心地を実現。

テンションをかけても巻きが重くならない新構造のフォールレバーもポイントです。

自重(g)	ギア比	最大ドラグ力(kg)	巻取り長さ(cm)	PE糸巻量(号-m)	定価(円)
295	6.5	7	78	2-200	60,900

ソルティガIC 100H-DH/100HL-DH

ハイパードライブデザイン採用、ダイワ製カウンターリールの最上位機種です。

剛性に優れる丸型金属ボディと巻き上げ効率が向上したギア設計により、驚くべき巻き上げの軽さが実現されています。

マグシールドやハイパータフクラッチなど、耐久性も高い仕様です。

自重(g)	ギア比	最大ドラグ力(kg)	巻取り長さ(cm)	PE糸巻量(号-m)	定価(円)
330	7.1	7	80	2-200	80,000

ハイギアのカウンターリールが最適です

タチウオジギングには、ハイギアのカウンターリールが有利なことが多く、最適解といえるでしょう。

もちろん、ノーマルギアやパワーギアが間違いというワケではなく、有利な状況もあります。

他の釣りものなどのバランスなども考えて選ぶと良いでしょう。

リール以外のタックルや釣り方に関しては、別の記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてください↓