アジング

【2025年版】アジングロッドおすすめ10選|失敗しない選び方と初心者~上級者向けモデルを徹底解説

アジングは軽量な仕掛けを扱う繊細な釣りですので、適切なロッド選びが釣果に直結する釣りです。

しかし、アジングロッドには硬さ(パワー)や長さ・ティップの種類・価格帯などさまざまな違いがあり、「どれを選べばいいかわからない」という声も多くあります。

本記事では、そんな悩みを解消するために、アジングロッドの選び方のポイントから、初心者~上級者までおすすめのアジングロッド10選を解説します。
これからアジングを始める人・ステップアップしたい人は、ぜひ参考にしてください。

※本ページはアフィリエイト広告を利用しています

この記事を書いた人

tsuki

当ブログにお越し頂きありがとうございます!Tsukiと申します。

筆者の経歴・実績

  • 関西の釣具店に約4年勤務
  • 釣具店から転職後、ライター/ブロガーとして独立
  • ライター業の傍ら、現在は京都の某釣具店でアルバイト勤務
  • 某釣りメディアにて400記事以上の執筆
  • 釣具メーカーサイトのコンテンツ作成、インスタ運用代行 など

釣り方の理解と適切な道具選びが魚を釣る近道です。

当ブログでは、日頃から沢山の商品に触れている筆者が、経験に基づく釣り方や本当におすすめできるアイテムを厳選して紹介しています。

リアルに基づいて解説していますので、その辺のまとめ記事よりは信用してもらっても良いですよ!笑

お問い合わせやタックル相談などはSNSのDMなどでも受け付けてますので、お気軽にどうぞ。判る範囲でお答えします↓

SNS


▽この記事でわかること

  • アジングロッドの選び方(長さ・ティップ・硬さ)
  • 初心者に最適なコスパロッド
  • 中級者・上級者向けロッドの特徴
  • 失敗しないアジングロッド選びのコツ

1. アジングロッドの選び方【まずはコレを押さえればOK】

アジングロッド

アジングロッドは一見同じように見えますが、釣り方や狙うシチュエーションによって最適な性能が異なります。 ここでは、初心者でも間違えずに選べるよう、最重要ポイントだけをわかりやすく解説します。


1-1. ロッドの長さ|初心者は「6~6.6ft」がおすすめ

長さ特徴こんな人におすすめ
5〜6ft台(ショート)感度が高く操作性抜群漁港の常夜灯周り・近距離戦
6〜6.6ft(万能)扱いやすく最初の一本に最適初心者・オールラウンド
7ft以上(ロング)飛距離が伸びる、波止や堤防向け遠投したい人・外海

アジングロッドの長さは、 5ft6in〜7ft程度までが一般的。
用途ごとの目安は上記表の通りです。

迷ったら6.0〜6.6ftを買えば間違いなし。
扱いやすく、どんなポイントでも使える万能な長さです。


1-2. ティップの種類|「ソリッドか?チューブラーか?」で性能が変わる

特徴ソリッドチューブラー
曲がりしなやか張りがある
操作性荷重の変化が判りやすく、
操作感が得られる
レスポンスに優れる
感度目感度に優れる手感度に優れる

アジングロッドの個性を決めるのがティップの種類。

● ソリッドティップ

  • 柔らかい・アタリを弾かない
  • 乗せ性能が高い
  • 初心者向け・吸い込みバイト対応

特にアタリが小さい冬の繊細なアジには、相性抜群。

● チューブラーティップ

  • 張りがあり高感度
  • 軽量ジグヘッドが操作しやすい
  • モデルによっては、遠投しやすいので、キャロやフロートにも向いている
  • 中級〜上級者向け

積極的に誘って掛ける釣りをしたい人、キャロやフロートなどを駆使したい人におすすめです。


1-3. ロッドの硬さ(パワー)|「UL・L」がスタンダード

パワー表記特徴適合ルアーの目安(g)
UL(ウルトラライト)軽量リグの扱いに最適。
初心者はこれを選べばOK
0.3~5
L(ライト)少し重めのリグ(2〜5g)も扱える0.5〜8
ML(ミディアムライト)キャロ・フロートリグ向け2〜15

アジングは軽いジグヘッド(0.6〜1.5g)を使うため、硬すぎるロッドはNG。

迷ったら UL が最も扱いやすいです。

また、パワー表記はあくまでメーカーやそのシリーズでの目安でしたありません。

各メーカーやモデルによっても同じパワー表記でも硬さが異なる場合もありますので、適合ルアー重量なども合わせて確認しておきましょう。


1-4. 自重(軽さ)と感度|上位モデルほど「軽い=高感度」

アジングロッド ハイエンド

高価なロッドほど、ハイスペックな素材が採用されており、

  • 軽い
  • シャキッとした張り
  • 感度が高い

という傾向があります。

安価モデルでも十分に釣れますが、「アタリの数」で差が出るのは事実。
長く続けるなら 1万円台後半〜3万円台のミドルクラスがバランス良いでしょう。


2. 【2025年版】アジングロッドおすすめ10選

初心者向け、コスパ重視、中級〜上級者向けで分けて紹介します。

■ 本記事のおすすめロッド選定基準について

おすすめロッド選定基準

① 実釣性能(軽さ・感度・扱いやすさ)
アタリの取りやすさ・軽量性・リグ操作のしやすさを重視

② 利用者の評価・使用実績
→経験や各レビューを基に実際に使われているロッドとして信頼できるモデルを優先

③ メーカーの信頼性・入手のしやすさ
アジング分野で実績のあるメーカーの現行モデルを中心に選定。

④ 価格帯のバランス
→入門者から上級者まで「予算に応じて選べるラインナップ」になるよう構成。

⑤ 用途やシチュエーションへの対応力
さまざまな釣り方に対応できるモデルを中心にピックアップ。

本記事で紹介しているアジングロッドは、単に人気モデルを並べたわけではなく、上記の基準をもとに厳選しています。
アジング初心者の方から中・上級者まで、信頼して選べるラインナップになるよう配慮しました。

■ 初心者におすすめ(〜1万円台)

アイテム全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
【メジャークラフト】 ファーストキャスト アジング FCS-S642AJI6’6”2--0.6-10--
【シマノ】 ソアレ BB アジング S64UL-S6'4"259990.5-120.815,500

【メジャークラフト】 ファーストキャスト アジング FCS-S642AJI

価格を抑えながら性能が高く、初めての1本に最適。
中弾性カーボンをメイン素材に採用しており、扱いやすいしなやかさを備えています。
繊細なロッドではないので、ルアーの対応幅が広く、さまざまな釣りが楽しめるのもポイントです。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)対応エギ(g)先径(mm)定価(円)
6’6”2--0.6-10--

ポイント

こんな人におすすめ→ローコストで始めたい人・初めてアジングロッドを買う人


【シマノ】 ソアレ BB アジング S64UL-S

シマノ製アジングロッドのエントリーモデルです。
ブランクに強化構造のハイパワーXが採用されており、耐久性と軽さのバランスを備えています。
ハイレスポンスソリッドが採用され、アタリが取りやすく、アクション性能も高いです。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)対応エギ(g)先径(mm)定価(円)
6’4”259990.5-120.815,500

ポイント

こんな人におすすめ→コスパ重視で信頼性も求めたい・まずは釣果を出したい


■ コスパ最強の中級者向け(1.5〜2万円台)

アイテム全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
【メジャークラフト】 鰺道 3G AD3-612M/S6’1”254960.6-5-21,000
【シマノ】ソアレ SS アジング S64UL-S6'4"255990.4-80.828,500
【ダイワ】 月下美人 MX アジング 66L-S・J6'6"2601030.5-80.739,500
【ヤマガブランクス】ブルーカレントⅢ 636'3"25998.5MAX5-26,500

【メジャークラフト】 鰺道 3G AD3-612M/S

上位モデルと同等のブランクが採用されたハイコスパモデルです。
超軽量高弾性カーボン素材であるトレカ®︎T1100Gをブランクに採用。
独自のR360構造も導入されており、同価格帯クラスでは最軽量が実現されています。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)対応エギ(g)先径(mm)定価(円)
6’1"254960.6-5-21,000

ポイント

安くて、軽くて、高感度!コスパを重視するならコレです。


【シマノ】ソアレ SS アジング S64UL-S

ソアレBBの上位モデルにあたる、ハイコスパなスタンダードモデルです。
スパイラルX(カーボンテープを斜め密巻きにした三層構造)をブランクに採用。
ソアレBBより、さらに細身軽量で高感度を実現しています。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
6'4"255990.4-80.828,500

ポイント

ガイドが全てSiC仕様なのも○


【ダイワ】 月下美人 MX アジング 66L-S・J

クラス最高レベルの感度と操作性をコンセプトに開発された、ダイワ製アジングロッドのスタンダードモデルです。
東レ(株)のナノアロイ®️テクノロジーにより、高強度化されたHVFナノプラスをブランク素材に採用。
強化構造のX45や継ぎ部を強化するVジョイントも採用され、細身軽量で感度と粘りも併せ持ちます。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
6'6"2601030.5-80.739,500

ポイント

手感度を高めるカーボンモノコックグリップも搭載されています。


【ヤマガブランクス】ブルーカレントⅢ 63

高品質な国産ブランクスメーカーとして定評のある、ヤマガブランクス製のライトゲームロッドです。
掛けと乗せの融合を求めて調子が設計されており、あらゆる状況に対応。
国産かつSiCガイド搭載など、コストパフォーマンス面も◎。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
6'6"2601030.5-80.739,500

ポイント

軽量で強く投げやすいを体現したロッドです。


■ 上級者向け(3〜6万円)

アイテム全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
【シマノ】 ソアレ XR S64UL+-S6’4”26799.20.5-120.841,400
【ダイワ】月下美人 EX AGS 510UL-S・Q5'10"243920.3-50.866,000
【テイルウォーク】スーパーアジスト 61/TISL6'1"27596MAX3-57,000
【34/サーティーフォー】アドバンスメント HSR-63 Ver.Ⅲ6'3"276980.3-5-59,400

【シマノ】 ソアレ XR S64UL+-S

アジングだけでなく、メバリングにも対応できるハイスペックなライトゲームロッドです。
ナノアロイ®️テクノロジーを組み合わせた強化構造のスパイラルXコアにより、軽くて強く高性能なブランクに仕上がっています。
ライントラブルを軽減する独自形状のXガイドやカーボンモノコックグリップなども搭載されています。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
6’4”26799.20.5-120.841,400

ポイント

多くの先鋭技術が搭載されており、最もコスパが高いロッドかも。


【ダイワ】月下美人 EX AGS 510UL-S・Q

月下美人シリーズの人気番手をベースにテスターとテクノロジーで高性能を追求した、ダイワ製アジングロッドの最高峰です。
感度性能を備えたSVFコンパイルXナノプラスをブランク素材に、VジョイントαやX45フルシールドでブランク性能を向上。
感度や操作性をサポートする、ダイワ独自の軽量カーボンガイドであるAGSやコンパクトなゼロシートも搭載されています。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
5'10"243920.3-50.866,000

ポイント

アジングロッド最軽量クラス。実釣性能、感度、操作性すべてが最高レベルです!


【テイルウォーク】スーパーアジスト 61/TISL

アジングロッドに必要な要素を高次元で兼ね備えた、テイルウォーク製アジングロッドの最高峰です。
極細のチタントップを搭載しており、手感度と目感度を高いレベルで両立しています。
軽量なチタンフレーム・トルザイトリングも搭載され、響くような感度と圧倒的な操作性を備えたロッドです。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
6'1"27596MAX3-57,000

ポイント

チタンマテリアルをあしらったグリップ周りも魅力です。


【34/サーティーフォー】アドバンスメント HSR-63 Ver.Ⅲ

アジング専門ブランドが作る本気ロッド。
バット部は55tのナノアロイ®️テクノロジーによる高弾性素材を中心に採用し、ティップは30tの中弾性カーボンをコンポジットで組み合わせて設計されています。
弾性の急激な変化により独特の使用感を生み出し、高感度で使っていて 楽しいロッドです。

全長(ft)継数(本)自重(g)仕舞寸法(cm)ルアーウエイト(g)先径(mm)定価(円)
6'3"276980.3-5-59,400

ポイント

多少クセはありますが、人によってはハマるモデルです。


3. アジングロッドの価格帯別の選び方

【〜1万円台】初心者向け:まずはここから。必要十分な性能

● この価格帯の特徴

  • コスパが高い
  • 必要最低限の感度と軽さ
  • 初心者がアジングを体験するには十分

● ロッド素材の特徴

  • ブランク設計(竿本体)はやや太めで感度は控えめ
  • ティップはソリッド中心(アタリがわかりやすい)

● 向いている人

  • これからアジングを始める
  • まずは釣りを楽しみたい
  • コスパ重視で失敗したくない

● この価格帯での「できること」

  • 常夜灯周りのジグ単アジング
  • 0.6〜1.5g程度のジグヘッド操作

● 苦手な部分

  • 繊細なアタリを取る
  • 1g以下の操作
  • 遠投性能は低め

【1.5〜3万円台】中級者向け:感度・軽さ・操作性が一気に向上するゾーン

この価格帯は、アジングを少し経験した人が「ステップアップしたい」と考えるときに最もおすすめです。

● この価格帯の特徴

  • カーボン素材の質が大幅に向上
  • ブランクスが細く強くなる
  • 感度が跳ね上がる
  • 巻き感度/手元感度/ティップ感度が上がる

● ロッドの使い心地

  • シャキッとした張りがあり、ジグヘッドの操作性が抜群
  • 風が強い日でもリグがコントロールしやすい
  • ラインのテンション変化が手元に伝わる

● 向いている人

  • アジングを本格的にやりたい
  • 専用ロッドにステップアップしたい
  • 感度の違いを実感したい

● この価格帯でできること

  • 軽量ジグ単の操作(0.4〜1.2g)
  • プラグ・メタルジグも対応可能なモデルも多い
  • デイアジングや深場も対応可能

● 特に優れているポイント

  • アタリの「違和感」レベルまで感じ取れる
  • 小さな潮の流れの変化がわかる

【3〜6万円台】上級者向け:軽さと感度が極限まで高まる最高峰クラス

ここからは、釣り方を突き詰める上級者が選ぶ領域です。

● この価格帯の特徴

  • 高弾性カーボンを使用
  • 超軽量(60g台のモデルも)
  • 感度が圧倒的
  • バットパワーが強く、細いのに折れにくい

● 感度の次元が違う

  • 吸い込みバイトも手元に明確に伝わる
  • ボトムタッチの瞬間がわかる
  • ジグヘッドの重心の位置すら把握しやすい

● 操作性

  • リグが思い通りに動く
  • テンションコントロールの難しさが激減
  • 風が強い状況でも戦える

● 向いている人

  • ジグ単を突き詰めたい
  • 釣りの難易度が高い場面を攻略したい
  • 釣果に差を付けたい

● こんな人は買うべき

  • 「アジング=戦略」になっている人
  • ロッドの性能が釣果に直結する場所で釣る人
  • とにかく感度を重視する人

4. 用途別のおすすめアジングロッド

ロッドの特徴
漁港・常夜灯〜6.2ft・ソリッド
堤防・外海6ft6in〜7ft6in
重いリグを遠投したい7ft〜・Lクラス・チューブラー
数釣りを楽しむUL・ソリッド

5. アジングロッドを選ぶときの失敗例

● 硬すぎるロッドを買ってしまう

→ 軽いジグヘッドが操作できず、アジが乗らない。

● 長すぎるロッドを買って扱いにくい

→ 漁港で取り回しが悪く初心者には不向き。

● チューブラーを選んで難しいと感じる

→ 最初はソリッドがおすすめ。


6. アジングロッドと合わせて揃えたいアイテム

  • 1000〜2000番の小型リール
  • PE0.2〜0.4号 or エステル0.3〜0.4号
  • ジグヘッド0.6〜1.5g
  • ワーム1.8〜2.2インチ

特にエステルライン+軽量ロッドの組み合わせは最強。


7. まとめ|迷ったら「6ft台のULソリッド」を選べば失敗しない

アジングロッド選びは奥深いですが、以下を押さえれば間違いありません。

✔ 6.0〜6.6ftが万能

✔ 初心者はソリッドティップ

✔ 硬さはULが最も扱いやすい

✔ 用途に応じた長さを選ぶ

この記事で紹介したロッドはどれも評価が高く、実釣性能も確かです。
あなたの釣りに合ったアジングロッドを選び、アジングを楽しんでください。

-アジング