電気ウキはタチウオのウキ釣りでは必須アイテムです。
浮力などさまざまなものがありますが、どれを選んでいいのか迷ってしまうこともあると思います。
本記事では元釣具屋の筆者がタチウオ釣りに使う電気ウキの選び方やおすすめアイテムを紹介。
適切なウキを選んでたくさんタチウオを釣りましょう。
タチウオのウキ釣りにおける電気ウキの選び方

タチウオのウキ釣りで使う電気ウキの選ぶポイントとしては
- 号数(浮力)
- カラー
以上の2点で選択肢が出てきます。
号数(浮力)について

ウキにはどれくらいのオモリを乗せて浮かんでいられるかの表記である号数という規格があります。
号数が数字が大きいほど重たいオモリを乗せられる=浮力が高いウキで、状況に合わせて使い分けていくのが重要です。
浮力が高いウキのメリット
高い浮力のウキを使うメリットは
- 仕掛け全体の重量が重たいので飛距離が出しやすい!
- 重たいオモリが乗せれるので風が強かったり波が高くても流されにくい!(潮の流れが強い場所も○)
- 深い水深を攻め易い!

タチウオで使う電気ウキは5号以上なら浮力が高い部類です。
浮力が高いウキのデメリット
デメリットは
- 浮力が高いウキ、重たいオモリは魚がエサを咥えて引っ張った時に抵抗が大きいく魚に違和感を与えやすい。→魚が咥えたエサを離しやすくなるため、アタリの時間(チャンス)は減る。
- ウキが沈むのには大きな力がいるので魚の活性が低くアタリが小さい場合わかりにくい。

基本は軽い仕掛けで浮力が少ないウキの方が釣れます。
浮力の高いウキの使いどころ
- 爆風や波が高い時
- 人より遠くのポイントを狙いたい時
- 深い水深を狙いたい時
浮力が低いウキのメリット
浮力が低いウキのメリットは
- ウキの浮力が低く仕掛けが軽いので魚に違和感を与えにくい→アタリが出やすい
- 軽い仕掛けでゆっくり落ちていくエサに反応が多いケースもあり(活性が低い場合に有効)

タチウオのウキ釣りでは浮力1〜2号程度が浮力低めのウキです。
浮力の低いウキのデメリット
- 波風が強い時は仕掛けも飛ばず流されやすくなるため、仕掛けが安定せず釣りにくい
- 飛距離が出にくいので近くのポイントしか攻めれない
- 深い水深だけを狙う場合は効率が悪い

深場狙いや荒天時には向いていません。
浮力の低いウキの使いどころ
- 近くのポイントや浅いところを狙う場合
- 波風共に穏やかな時
- 魚の活性が低い時

浮力を使い分けるのが理想ですが、迷ったら中間程度の2〜3号の電気ウキがオールラウンドに使えるのでおすすめです。
電気ウキのカラー

電気ウキのカラーは自分が見やすいと思ったカラーを選びましょう。
夕暮れ時などまだ少しだけ明るい時間から釣りをされる場合はグリーンが結構見やすいです。
他には赤が見易いなど個人によって見え方も異なる場合もあるのでこの見えやすい色を探してみて下さい。(筆者的には赤がそんなに見やすいとは感じませんが…。)

夜釣りオンリーであれば個人的には白が最も明るく見易い気がしますので、迷ったら参考にして下さい。
浮力とオモリ

オモリは3号のウキなら3号と浮力に合わせてもらってほぼ問題はありません。
重たい(大きい)エサをつける場合はウキが沈んでいってしまうこともありますが、高浮力のウキは余分な浮力がある場合が大概です。
浮力の低いウキを使う場合なら少しシビアに調整が必要で、1号のウキに1号オモリとエサをつけて沈んでしまう様なら0.5号のオモリにしてみるなど。

キビナゴや切り身はエサの重量自体がさほど重くないのでそこまで気にしなくても大丈夫です。
おすすめ電気ウキ3選

筆者おすすめの電気ウキを厳選して紹介します。
ウキ選びにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
冨士灯器 太刀魚魂 2号
中間くらいの浮力の2号の電気ウキ。
低重心の設計で飛距離がよく、感度も悪くないそこそこ。
高輝度LEDで視認性も良好でおすすめです。

とりあえずはオールラウンドを…。という方におすすめです。
【冨士灯器】FF-CS 超遠投型 カラーセレクト
乾電池式の電気ウキです。
乾電池を使うことでウキの自重が重たくなるので、強風下でも抜群に飛びます。
ライトのカラーチェンジもできるので、混雑した釣り場でも自分のウキを見失わなくできるなど何かと便利なウキです。

ウキ自体が重いので少し硬めの竿(3号遠投以上)でないと投げにくいです。
あと魚からすれば浮力が低くてもウキが重いため、喰い込みはちょっと悪めです。
【ヒロミ産業】Eトビコン
重心が移動するので飛行姿勢が安定してよく飛ぶ電気ウキです。
飛距離、感度のバランスもよく昔から人気。
買えトップなども販売されているのでもしもの時も安心です。

大阪湾では結構使ってる人が多いウキです。
適切なウキを選んでタチウオをゲットしよう!

天候や状況に合わせて電気ウキを選んでいくのがベターです。
ただ、それなりに値段もするものですので、迷ったらまずは2〜3号程度のウキを選びましょう。
タチウオのウキ以外の道具や釣り方に関しては別の記事で紹介していますのでこちらの記事も参考にしてください↓
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