ルアーやワームでアジを釣る「アジング」。手軽な海のルアーフィッシングとして大人気の釣りです。今回はアジングについて必要な道具や釣り方を紹介していきます。
アジングって?

アジを釣る場合はサビキ釣りでたくさん釣るイメージが強いですがワームとジグヘッドを用いてもっと手軽にそして1匹1匹を掛けて楽しむのがアジングです。サビキ釣りで使用するアミエビのように臭いや汚れの心配も少なくどんな方にもおすすめです。
アジングの釣れる時間帯



朝夕は活発に回遊して捕食活動をしていることが多くこうした時間帯はもちろんアジングでも釣ることが可能です。また、夜間でも明かりがある所などではプランクトンが集まり、結果小魚も集まるため、夜も釣れる時間と言えます。
アジングのポイント



アジは様々な場所を回遊していますので漁港などどんな場所でも釣れます。日中サビキ釣りで釣れているような場所であればOK!
漁港であれば常夜灯などの適度な明かりがあるような場所であれば魚が集まり易く好ポイントとなります。
夜の常夜灯周りが良い理由
プランクトンは光に集まる習性があり、常夜灯などではその灯りに集まってきます。プランクトンが集まれば当然それらを捕食するエビや小魚なども集まり、アジも集まってきます。
夜間の常夜灯周りは餌が豊富なので狙い目ということです。
アジングのタックル



今回はシンプルなジグヘッドとワームのタックルを見ていきましょう。
アジングのロッド
軽いジグヘッドを扱う釣りですので柔らかめで短いアジング専用ロッドがおすすめ!
専用モデルでも1万円以下で手に入ります。メジャークラフトのファーストキャストシリーズはリーズナブルながら軽量で扱い易く入門にぴったりです。
これが最強ロッド!?ダイワ 月下美人EX
ダイワのアジングモデルのハイエンド機種の55L/HS-SMT。メタルトップ機種はまだほとんどアジングロッドの中で超繊細(0.3mm径)メタルトップを採用し感度は抜群です。
筆者もめちゃくちゃ欲しいロッド。価格は定価が57500円で店頭では5万円程度はしてくる高級ロッド。(先に紹介したファーストキャストが10本近く買えますね….)
アジングのリール
リールは1000~2000番くらいの小さめのリールを選んでおけば軽量で扱い易いです。とりあえず入門であれば上等なリールは必要ありません
専用モデルがおすすめ!
シマノではソアレシリーズがアジング専用モデルです。アジング専用ドラグ採用で微調整が可能になっています。
ダイワでは月下美人シリーズがアジング専用モデルです。LTシリーズはかなり軽量に仕上がっていてオススメです。
ライン
ラインはナイロン、フロロカーボン、PE、エステルとどれも使えて釣り人によって意見が分かれます。初心者さんにおすすめしたいのは細めのフロロカーボン。ジグヘッドと直結できて手軽です。
太さは2lb~4lb(号数で0.5~1号)くらいが最適でしょう。
エキスパートな方はさらに細めでされていますが真似しなくていいです、まずはこれくらいの簡単な仕掛で釣る感覚に慣れてください。
ジグヘッドとワーム



ジグヘッドやワームに関して必要な種類は時々によって変わりますのでたくさん種類を用意する必要があります。ジグヘッドに関しては1gを基準にプラスマイナス数種類用意しておきましょう。
選ぶのが面倒臭い方はセットがおすすめ!ワームとジグヘッドがアソートでセットにされていますので選ぶのにも迷いません。
夜釣りに必須のライト
夜間の釣りはどうしても手元が見えないのでヘッドライトは用意しておきましょう。筆者的にはチェストライトが明るくて頭にもセットせずに使えるのでおすすめです。
手元を照らすだけならコンパクトなミニサイズは重たさもなくて良いです。充電式なのも経済的でおすすめ!
アジングの釣り方



アジングでの基本的な釣り方を解説。主に上記で紹介したジグヘッド単体での釣りをメインに紹介していきます。
アジングの基本操作
キャスト後にジグヘッドを狙った水深まで沈めたら、ロッドを立て、穂先をチョンチョンと動かしてジグヘッドを手前にアクションさせながら引いてくるのが基本パターン。水中ではワームが小刻みにふわふわ動いているイメージです。
まずは上の層から探って釣れなければ沈める水深を少しずつ深くしていくのが良いでしょう。
アワセ
アクションの最中にアタリがあればすかさずアワセを入れましょう。アジの口は切れやすいため、大きくアワセるのはNGです。小さく素早くアワセましょう。
やりとり
アジの口切れを防ぐためドラグは緩めの設定でリールを巻き続けましょう。
釣れない場合は?
ジグヘッドの重さを変えて沈めるスピードの変更、ワームの色や形状も変更するとアジの反応も変わる場合があります。
アクションさせても喰わない場合はアクションだけでなく止めてフォールさせる動きも混ぜてみるのも良いでしょう。
便利アイテムで様々な状況に対応!
ジグヘッドだけではどうしてもアプローチできない範囲がありますが便利アイテムを使用することで攻略範囲が拡がります。
フロートリグ
フロートと呼ばれる飛ばしウキのようなものを接続すればジグヘッドをより遠くまで投げることができます。
沖を狙いたい時や強風時にとっても役に立つアイテムです。浮力があるため、表層付近をゆっくり探ることもできアジングの際は忍ばせておきたいアイテムです。
キャロライナリグ
キャロシンカーと呼ばれるものをセットすることで飛距離を出すことができより深場も狙えるようになります。
アジングで年中楽しもう!



手軽にできるアジングはポイントにもよりますが基本的には年中楽しむことができる釣りです。ぜひマスターして美味しいアジを釣ってみてください!
アジングについての紹介は以上です。ここまで読んで頂き有難うございました!
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