人気の鬼アジ釣りのメインシーズンは6月〜7月頃ですが、加太沖では冬場に釣れることもあります。
本記事では実釣した時の様子を紹介。
冬でも爆釣!?船で大アジ狙いにチャレンジ

泉州界隈では40cm以上の”鬼アジ”と呼ばれる大型のアジが夏場に狙える事で有名なのですが、実は冬も加太方面では結構釣れます(タイミングにもよりますが)
筆者は鬼アジ釣りが大好きで冬場もしつこく狙いにいきます。笑
この時期のアジは結構脂がのっていて美味しいですよ。
和歌山加太・三邦丸さんへ

和歌山の加太から出船されている三邦丸さんで大アジが狙えます。
三邦丸さんは乗船料金が結構安くて、早朝便で5500円です(駐車場は700円かかるけど…)。
船も大きくゆとりある間隔でできるのと揺れが少ないので初心者の方にもおすすめの釣船ですね。
屋根も付いてて雨でもあんまり気にしなくていいのも嬉しいところ!
席決めはクジ引き
席は抽選で番号札を引き、決めていきます。
どこでも良いんだけどね〜。笑
夜明けからスタート

席に荷物を置いて準備してから出船前に指定された席が記載された半券をスタッフに渡します(無くさないように注意)。
早朝便は暗いうちに出船して15分程でポイント到着、その頃には明るくなってきます。
鬼アジ(大アジ)の仕掛け・タックル道具
当日の道具などざっくりと紹介。
アイテム選びの参考にでも!
ロッド
三邦丸さんではオモリ30号指定ですので30号負荷の船竿でOK!
鬼アジの仕掛けに合わせると2.7m〜3.6mくらいが適正です。
筆者使用はシマノ海明スペシャル30-270。
当日のポイントではカケアガリとかはほとんどなかったので6:4調子で柔らかめの竿の方がバラし少なくて良いかもですね。
リール
タイラバ兼用のオシアコンクエスト201PGにPE1.5号200mのセッティンングで使用しました。
三邦丸さんではオモリ30号で水深もそんなに深い場所はないので手巻きの軽量なベイトリールであれば何でもOKです。
アジの口切れ対策としてドラグがスムーズに滑り出す性能の良いリールを使用したいですね!
仕掛け・エサ
仕掛けは船の胴突3本鈎仕掛けでオモリ30号指定です。
3m前後ハリス40cmの専用仕掛けが経験上オールラウンドに釣れます。

餌はアオイソメを配ってもらえますが正直付けにくいのでオキアミを1パック用意しておくのが良いです。
サイズは大きめのものが付けやすいです!
船内ではオキアミが販売されていないので、事前に用意しておきましょう。
実釣編
この日は釣り仲間と二人で乗船し、左舷のトモに陣取りました。
連日の釣果のためか釣り人は多めで20人くらい。
鬼アジの釣り方についてはこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください↓
底に付かず離れずで。
仕掛けが着底したら少しだけ浮かせて待つ。
特に誘いなどは必要なく、いかに底ギリギリで仕掛けを安定させるかがポイント。
出来るだけ底を引き摺らず、底からも離し過ぎないようにして待っているとヒット!
序盤から良型が!


アタリがあってもアワせる必要はありません。
基本引ったくる様にしてエサを食べるので、アタリがあった時点で掛かっている場合がほとんどです。
序盤からいきなり強烈な引きで上がってきたのは40cm超えの鬼アジ!
後半はペースダウン…
朝一は良型もゲットできましたがペースダウン。
それでもポロポロ拾って釣っていく事ができました。
焦って巻くと口切れに繋がるパターンが多かったのが反省点です。
魚が叩いたタイミングではゆっくり巻かないとだめですね。
海明スペシャルとオシコン


海明スペシャルは7:3調子の竿で若干硬いんですが、軽量で底取り感度が抜群。
底ギリギリをキープしやすくカケアガリの釣りは特にやりやすいです。
三邦丸さんでは激しいカケアガリのエリアはなかったので、このロッドじゃなくても良かったかも。
ただ、メインシーズンの夏場とかは激しいカケアガリを攻めたりもするのでそういう時はマジで重宝します。
竿の硬さは、オシコンのドラグ性能である程度カバーできました。
帰りは漁港で処理。笑


キッチンでやるのも面倒なので漁港に寄って捌いて帰りました。
海水が冷たい….
鬼アジは身もたくさんなのでいろんな料理できます。


アジを贅沢に使ったボリューム満点のユッケ丼


なめろうも丼にして美味しく頂きました。
釣り物が少ない冬場でも釣果がでる釣りなので是非チャレンジしてみて下さい。
操作が多い釣りではないので初心者の方でも手軽にできておすすめです。
コメント